特許
J-GLOBAL ID:200903034636619687

波源像可視化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289848
公開番号(公開出願番号):特開平9-134113
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】音波や電波ホログラムの原理に従い、2次元干渉測定を行って波源像の可視化を行う場合に、コヒーレンシに関する事前の知識を必要とせず、部分コヒーレントな波源分布の評価が可能であって、スペクトルの速い変化に追従できるようにする。【解決手段】固定センサ14からの信号a(t)と走査センサ13からの信号b(t)をそれぞれフーリエ変換してスペクトルSa(ω),Sa(ω)を得る。クロススペクトルの平均値〈Sa*(ω)Sb(ω)〉や各パワースペクトルの平方根の平均値〈|Sa(ω)|〉,〈|Sb(ω)|〉を算出し、これらに基づいてコヒーレンス関数γ2(ω)を定める。クロススペクトルを|Sa(ω)|で規格化し、さらにコヒーレンス関数γ2(ω)に応じて観測周波数帯域で積分して相関値Cab(x,y)を求める。観測対象11への距離zに応じて、波源像の再生処理の演算方法を変える。
請求項(抜粋):
観測対象からの放射波動に対して2次元干渉測定を実施し、前記観測対象における波源像を可視化する方法であって、前記2次元干渉測定の観測面に対する基準となる位置での放射波動を検出して第1の信号として出力する第1のセンサと、前記観測面内の任意の位置での放射波動を検出して第2の信号として出力する第2のセンサとを使用し、前記第1の信号及び前記第2の信号をそれぞれフーリエ変換して第1のスペクトル及び第2のスペクトルを獲得し、前記第1のスペクトルのパワースペクトルと、前記第2のスペクトルのパワースペクトルと、前記第1のスペクトルと前記第2のスペクトルの間のクロススペクトルとを求め、前記クロススペクトルの平均値と前記各パワースペクトルから算出された平均値とに基づきコヒーレンス関数を決定し、前記観測面内の点ごとに、前記クロススペクトルを得てこれを前記第1のスペクトルのパワースペクトルの平方根で規格化し、前記規格化されたクロススペクトルに対して観測周波数帯域内で前記コヒーレンス関数の値に応じた積分演算を実行して相関値を算出し、前記観測対象と前記観測面との距離に応じて波源像の再生のための演算処理方法を選択し、前記各点ごとの相関値に基づいて波源像を再生する波源像可視化方法。
IPC (6件):
G03H 3/00 ,  G03H 1/16 ,  G03H 5/00 ,  G01S 5/18 ,  G01S 13/89 ,  G01S 15/89
FI (6件):
G03H 3/00 ,  G03H 1/16 ,  G03H 5/00 ,  G01S 5/18 ,  G01S 13/89 ,  G01S 15/89 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭51-130276
  • 特開昭55-069180
  • 特開昭56-130784
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