特許
J-GLOBAL ID:200903034643146581
光センサー、光センサーを用いた検出方法、及び光センサーに用いる分子認識機能膜の形成方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-229345
公開番号(公開出願番号):特開平6-058873
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 表面プラズモン共鳴を利用し、分子認識機能性物質に対して特異的反応を示す試料溶液中の特定分子の定量化等を行う。【構成】 プリズム1の一面に金属薄膜2、分子認識機能膜5及び被分析試料6の流れる流路7を配置する。白色光光源8から発する入射光3を、偏光子10によってp偏光の光波とし、更にコリメーターレンズ11によって平行光とする。入射光3は金属薄膜2の表面で全反射する角度範囲で、入射角度を変化させながら入射するが、ある特定の角度で表面プラズモンを励起して反射光4の強度を低下させる。分子認識機能膜5に固定された分子認識機能物質の作用によって被分析試料6の屈折率、誘電率等が変化した場合には、表面プラズモンの励起される入射角度(共振角)が変化するため、この変化を検知して被分析試料6中の特定物質の濃度等を算出することができる。
請求項(抜粋):
被分析試料が流れる溶液流路にその表面が臨む分子認識機能膜と、この分子認識機能膜の裏面に設けられる金属薄膜と、この金属薄膜側から白色のp偏光・平行光を入射させる励起光源と、入射光が金属薄膜表面で反射することによって発生する反射光を受光する干渉計を用いたフーリエ変換分光器とを備えたことを特徴とする光センサー。
IPC (3件):
G01N 21/41
, G01N 21/27
, G01N 21/77
引用特許:
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