特許

J-GLOBAL ID：200903034645088945

電波吸収体

発明者： 乾 哲司 ,  小田 喜一 ,  小西 功一
出願人/特許権者： 工業技術院長 ,  株式会社国際基盤材料研究所
代理人 (2件)： 菅野 中 (外1名) ,  菅野 中
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-307543
公開番号（公開出願番号）：特開2000-133983
出願日： 1998年10月28日
公開日（公表日）： 2000年05月12日
要約：

【要約】【課題】整合周波数の調整と広帯域化を容易にした整合型電波吸収体を提供する。【解決手段】 金属体に裏打ちされた電波吸収媒質を有する整合型電波吸収体である。電波吸収媒質は、磁性材料層であり、電波吸収媒質と、金属体との積層は、同じ厚さの電波吸収媒質に対して、共振周波数が異なる二つの共振モードを持つ共振器を形成する。共振器が有する二つの共振モードの内、一つの共振モードの共振周波数f1は、電波吸収媒質の透磁率の周波数分散が定数になる周波数以下の周波数であり、他の一つの共振モードの共振周波数f2は、電波吸収媒質の透磁率の周波数分散が定数になる周波数以上の周波数である。この二つの共振モードの結合により結合した状態での負荷Qによって電波吸収特性が決定され、広帯域の吸収体となる。共振器の動作帯域は、電波吸収媒質の厚さとその誘電率とによって調整される。

請求項（抜粋）：

金属体に裏打ちされた電波吸収媒質を有する整合形電波吸収体であって、電波吸収媒質は、磁性材料層であり、電波吸収媒質と、金属体との積層は、同じ厚さの電波吸収媒質に対して、二つ以上の共振モードを結合させる共振器であることを特徴とする電波吸収体。

IPC (3件)：

H05K 9/00 ,  H01F 1/00 ,  H01Q 17/00

FI (3件)：

H05K 9/00 M ,  H01Q 17/00 ,  H01F 1/00 C

Fターム (15件)：

5E040AB04 ,  5E040AB09 ,  5E040AC05 ,  5E040BD01 ,  5E040CA13 ,  5E321AA44 ,  5E321BB01 ,  5E321BB25 ,  5E321BB51 ,  5E321GG05 ,  5E321GG07 ,  5E321GG12 ,  5J020BD02 ,  5J020EA02 ,  5J020EA10