特許
J-GLOBAL ID:200903034649669284

移動無線において変動する伝送路における等化方法及び適応等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-085765
公開番号(公開出願番号):特開平5-316083
出願日: 1992年04月07日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、移動無線などのデジタル通信において、符号間の干渉により、伝送路特性が変動する場合でも伝送路特性の劣化を補償し、等化ことを最も主要な特徴としている。【構成】 所定の周期で遷移する状態に対応する信号系列と前記各状態遷移のパスに対応する信号系列を信号発生回路で発生する。トランスバーサルフィルタは前記信号系列を入力とし、各状態遷移に対応する信号系列を入力として信号推定値を出力する。状態推定回路は、前記受信信号サンプル値から、各状態遷移ごとの信号推定値を減算して得られる推定誤差を用いて状態推定を行い信号判定結果と、各状態遷移に対応する符号系列と、前記各状態遷移のパスに対応する符号系列とを出力する。制御回路は前記推定誤差を減ずるため、前記トランスバーサルフィルタの係数をRLSアルゴリズムによって制御する。
請求項(抜粋):
準同期検波信号を入力とし、一定のサンプリング周期で受信信号サンプル値を出力するステップと;所定の周期で遷移する、各状態遷移に対応する符号系列及び各状態遷移のパスに対応する符号系列を入力として、各状態遷移に対応する信号系列と各状態遷移のパスに対応する信号系列を出力する信号生成ステップと;前記各状態遷移に対応する信号系列を入力とし、事前フィルタ係数ベクトルをタップ係数とするトランスバーサルフィルタより成る適応フィルタを用いて、各状態遷移ごとの信号推定値を出力するステップと;前記受信信号サンプル値から前記各状態遷移ごとの信号推定値を減算して得られる推定誤差の二乗を用いて各状態遷移ごとに得られるブランチメトリックを入力とし、ビタビアルゴリズムを用いて信号判定結果と、前記各状態遷移に対応する符号系列と、前記各状態遷移のパスに対応する符号系列を出力し状態を推定するステップと;前記各状態遷移のパスに対応する信号系列と、前記信号推定値の基となる前記事前フィルタ係数ベクトルとの内積演算を行い演算値を求め、所定の遅延をした前記受信信号サンプル値から、この演算値を減算して事前推定誤差を計算するステップと、前記各状態遷移のパスに対応する信号系列から逆行列演算を行い、カルマンゲインベクトルを計算し、前記事前推定誤差に、前記カルマンゲインベクトルを乗算するステップとより成る前記補正項を計算値として求めるステップを含む前記トランスバーサルフィルタの事前係数ベクトルに計算値を補正項として加えて、前記事前フィルタ係数ベクトルを更新する制御ステップと;より成る移動無線において変動する伝送路における等化方法
IPC (4件):
H04L 1/06 ,  H03H 17/00 ,  H03H 21/00 ,  H04B 3/14

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