特許
J-GLOBAL ID:200903034649792680
光フアイバカプラの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201498
公開番号(公開出願番号):特開平5-019135
出願日: 1991年07月16日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 マルチモード光ファイバとシングルモード光ファイバとを組合わせて構成され、しかも95%以上の分岐比を有した光ファイバカプラを効率よく製造する。【構成】 コア径がds とされ、クラッド外径がDs とされるシングルモード光ファイバfs と、コア径がdm とされ、クラッド外径がDm とされるマルチモード光ファイバfmとを準備する。シングルモード光ファイバfs のクラッド外径Ds は所定の径Ds ’にまでエッチングして縮径部分fs ’が形成され、マルチモード光ファイバfm は、軸線方向に引っ張ることにより延伸され、クラッド外径Dm ’、コア径dm’とされるプレ延伸部分fm ’が形成される。このとき、マルチモード光ファイバfm の延伸量は、プレ延伸部分fm ’を伝搬する光の伝搬定数が、上記シングルモード光ファイバfs の縮径部分fs ’の光の伝搬定数と実質的に同じとなる程度とされる。次いで、シングルモード光ファイバfs の縮径部分fs ’と、マルチモード光ファイバのプレ延伸部分fm ’とを併せて融着延伸する。
請求項(抜粋):
(a)コア及びクラッドを有するシングルモード光ファイバと、コア及びクラッドを有するマルチモード光ファイバとを準備する工程、(b)必要に応じて、前記シングルモード光ファイバのクラッドの外径を所定径まで縮径する工程、(c)クラッドの外径が必要に応じて縮径された前記シングルモード光ファイバの伝搬定数と実質的に同じ伝搬定数を有するまで、前記マルチモード光ファイバを延伸する工程、及び(d)前記シングルモード光ファイバの必要に応じて縮径された部分と、前記マルチモード光ファイバの延伸された部分とを併せて融着延伸する工程、を有することを特徴とする光ファイバカプラの製造方法。
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