特許
J-GLOBAL ID:200903034651935935

フェムト秒超短可視光パルスによるテラヘルツ域誘電分散決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院電子技術総合研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-056139
公開番号(公開出願番号):特開平10-253446
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 定義に曖昧さを残す分散関係を経由せずに、フェムト秒超短可視光パルスに対する過渡応答から直接、誘電率および/または屈折率を導くことを可能にするテラヘルツ域誘電分散決定方法を提供する。【解決手段】 フェムト秒超短可視光パルスによる過渡回折格子法を用い、過渡応答のフーリエ変換を使用する。まず、過渡回折格子法によって試料の応答を見る。次に、図1の応答の振動成分の自乗b(t)2 が観測される振動成分を再現するような振動波形b(t)を決める。次に、この振動波形b(t)をフーリエ変換してb(ω)に直す。次に、マックスウェルの波動方程式から導いた所定の関係式(1)の左辺にこのb(ω)/ω2 を代入し誘電率ε(ω)を求める。
請求項(抜粋):
フェムト秒超短可視光パルスによる過渡回折格子法を用い、前記超短可視光のパルスが誘起する過渡応答のフーリエ変換を使用して非線形光学結晶のテラヘルツ域の誘電率および/または屈折率を決定することを特徴とするテラヘルツ域誘電分散決定方法。
IPC (4件):
G01J 1/00 ,  G01J 11/00 ,  G01N 21/41 ,  G01R 27/26
FI (4件):
G01J 1/00 H ,  G01J 11/00 ,  G01N 21/41 Z ,  G01R 27/26 H

前のページに戻る