特許
J-GLOBAL ID:200903034667691912

プリント配線板加工用の小径ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-237322
公開番号(公開出願番号):特開2006-055915
出願日: 2004年08月17日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【目的】小径深穴加工において、切りくず処理性の悪化による加工穴の内壁面の表面粗さの悪化を防止しつつ、加工穴の穴位置精度を高める。【構成】本発明のプリント配線板加工用の小径ドリル(1)は、刃部(2)の先端から切りくず排出溝の終端部(4a)までの範囲において、前記刃部のウェブ(10)の厚みが、切れ刃の直径(D)の32%〜54%の範囲の略一定な厚み寸法に設定され、さらに、刃部断面において、一対の切りくず排出溝(4)を構成する凹壁面(4b)の回転方向(N)の前方側端部(4d)と後方側端部(4c)とを結ぶ互いに平行な2直線が水平になるようにしたとき、それぞれの前記凹壁面(4b)における最大内接円の直径(A)が、前記2直線の離間距離(B)の30%〜65%の範囲の直径寸法に設定される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
略丸棒状をなし、回転軸線(O)方向の先端側に設けられた刃部と、この刃部の後端側に連なるシャンク部とから構成され、前記刃部の外周面に前記軸線(O)を挟んで1対の切りくず排出溝が対向して形成され、この切りくず排出溝と刃部の先端面との交差稜線部に切れ刃が設けられてなるプリント配線板加工用の小径ドリルであって、前記切れ刃の直径(D)が0.03mm以上且つ1.00mm以下に設定され、前記刃部の先端から前記切りくず排出溝の終端部までの範囲において、前記刃部のウェブの厚み(S1)が、前記切れ刃の直径(D)の32%〜54%の範囲の略一定な厚み寸法に設定され、さらに、刃部断面において、それぞれの前記切りくず排出溝を構成する凹壁面の回転方向(N)の前方側端部と後方側端部とを結ぶ互いに平行な2直線が水平になるようにしたとき、それぞれの前記凹壁面における最大内接円の直径(A)が、前記2直線の離間距離(B)の30%〜65%の範囲の直径寸法に設定され、且つ前記刃部の先端から前記切りくず排出溝の終端部までの長さ(L)が、前記切れ刃の直径(D)の8〜25倍の範囲の長さ寸法に設定されていることを特徴とするプリント配線板加工用の小径ドリル。
IPC (1件):
B23B 51/00
FI (1件):
B23B51/00 L
Fターム (3件):
3C037AA02 ,  3C037AA09 ,  3C037DD01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平2-122712号公報
審査官引用 (3件)

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