特許

J-GLOBAL ID：200903034667842783

塗装ブースの空調装置

発明者： 伊藤 修二
出願人/特許権者： ダイハツ工業株式会社
代理人 (1件)： 野口 繁雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-086428
公開番号（公開出願番号）：特開平8-261504
出願日： 1995年03月17日
公開日（公表日）： 1996年10月11日
要約：

【要約】【目的】 冷却器の負荷の小さい期間では冷水ポンプの稼動率を抑える。【構成】 冷却器8で使用する冷水を冷却する冷凍機14と冷却器8の間を接続する流路18は、冷凍機14で冷却された冷水を冷却器8を経て冷凍機14に戻す第1の循環流路(流路18aを含む流路)と冷却器8を経ないで冷凍機14に戻す第2の循環流路(バイパス流路18bを含む流路)とを含んでおり、その流路18には第1と第2の2つの循環流路を切り換える三方弁16と、冷凍機14で冷却された冷水を流路18に送り出す冷水ポンプ20とが設けられている。冷水ポンプ20には冷水ポンプ制御装置としてのインバータユニット40が設けられている。インバータユニット40は冷水の温度差(Ta-Tb)を冷凍機14から入力し、冷水ポンプ20のモータを断続して運転する。

請求項（抜粋）：

外気をファンにより吸引する空調室に加湿器、冷却器及び加熱器を少なくとも備え、外気を予め設定された温度と湿度に調節して塗装ブースへ送給する空調装置において、前記冷却器は水冷式冷却器であり、前記空調室の外部に設けられ前記冷却器で使用される冷水を冷却する冷凍機と、その冷凍機で冷却された冷水を前記冷却器を経て冷凍機に戻す第1の循環流路と前記冷却器を経ないで冷凍機に戻す第2の循環流路とを備え、前記空調室内に設けられた温度センサの信号に基づいて2つの前記循環流路を切り換える切換え弁を備えた冷水循環流路と、前記冷凍機で冷却された冷水を前記冷水循環流路に循環させる冷水ポンプと、前記冷凍機から送り出される冷水と冷凍機に戻る冷水との温度差が小さいときは前記冷水ポンプの稼動率を抑えるように、その温度差にしたがって前記冷水ポンプの運転を制御する冷水ポンプ制御装置と、を備えたことを特徴とする塗装ブースの空調装置。