特許
J-GLOBAL ID:200903034669952284

二段式活性汚泥循環変法の運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-260805
公開番号(公開出願番号):特開平8-117789
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 二段式活性汚泥循環変法における脱窒反応及び硝化反応を良好に維持することができる運転制御方法を提供することを目的とする。【構成】 嫌気槽と1aに第1の好気槽2a、嫌気-好気両用槽13a,13b及び第2の好気槽2bを直列に接続し、各の好気槽2a,2bから嫌気槽1aに硝化液を送り込む硝化液循環ポンプ6a,6bを配備して成る構成において、上記第1の好気槽2aの後段部にATU-rr計を設置し、このATU-rr計で測定された値に基づいて第1の好気槽2aにおける硝化反応の進行状況を判断し、硝化反応が終了しているか終了していないかによって嫌気-好気両用槽13a,13bを嫌気槽もしくは好気槽の何れかに働かせるとともに、第1,第2の硝化液循環送ポンプ6a,6bを介して硝化液を嫌気槽1aに返送して脱窒効果を高めるようにした二段式活性汚泥循環変法の運転制御方法を提供する。
請求項(抜粋):
脱窒を行うための嫌気槽と硝化を行うための第1の好気槽に、嫌気-好気両用槽と第2の好気槽とを直列に接続し、第1の好気槽から嫌気槽に硝化液を送り込む第1の硝化液循環ポンプを配備するとともに、第2の好気槽から嫌気槽に硝化液を送り込む第2の硝化液循環ポンプを配備し、更に最終沈澱池から排出される汚泥の一部を嫌気槽に返送する汚泥返送ポンプを具備して成る二段式活性汚泥循環変法において、上記第1の好気槽の後段部にATU-rr計を設置し、このATU-rr計で測定された値に基づいて第1の好気槽における硝化反応の進行状況を判断し、硝化反応が終了している場合には、第1の硝化液循環送ポンプを介して硝化液を嫌気槽に返送する一方で嫌気-好気両用槽を嫌気槽として働かせて脱窒効果を高め、前記硝化反応が終了していない場合には、嫌気-好気両用槽を好気槽として働かせて第2の好気槽の容積比を高めて硝化を促進するとともに、第2の硝化液循環送ポンプを介して硝化液を嫌気槽に返送することを特徴とする二段式活性汚泥循環変法の運転制御方法。
IPC (3件):
C02F 3/30 ZAB ,  C02F 3/34 ZAB ,  C02F 3/34 101

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