特許
J-GLOBAL ID:200903034672333064

真空圧調整器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中澤 常男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-032785
公開番号(公開出願番号):特開平5-204468
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】本発明は、搾乳中に、搾乳機に、真空圧を供給する真空系に生じがちであった周期的な圧力変動が、ほとんど見られない搾乳機用真空圧調整器を提供する。【構成】ケーシング内を、ダイヤフラム3,7で仕切って、第一室4、第二室5、第三室13、第四室12を画成し、第一室は、調圧すべき真空系1に連通する調圧孔2aと、ダイヤフラムと共に変位する調圧弁と、真空系1より一定圧だけ低い真空度に調圧すべき真空系15への開口4aを備え、第二室は、気流制限孔5aと空気導入孔6aを有し、第三室は、第三室から第二室へ入る空気流量を調節するパイロット弁6と、第一室に通じる開口部14とを有し、第四室は、ダイヤフラム7を支持バネ8を備えた真空圧調整器において、調圧弁が、調圧孔を閉塞可能な円錐部21と、該円錐部からその先端方向に向かって設けられた螺旋状部22とを有していることを特徴とする真空圧調整器。
請求項(抜粋):
相互に独立する空間から成る2室の夫々を、弾性素材から成るダイヤフラムで仕切ることにより、第一室とこれにダイヤフラムを介して隣接する第二室、第三室とこれにダイヤフラムを介して隣接する第四室とを夫々区画形成し、第一室は、調圧すべき真空系に連通する調圧孔と、大気に連通する開口部と、及び、第一室と第二室とを仕切るダイヤフラムに固着する弁棒の自由端に設けられ、且つ、該ダイヤフラムの変位によって調圧孔の開度を調節するように調圧孔に臨ましめた調圧弁とを備え、第二室は、前記真空系に気流制限孔を通して連通すると共に、第三室に連通する空気導入孔を有し、第三室は、第三室と第四室とを仕切るダイヤフラムの変位によって前記空気導入孔に臨んで第三室から該空気導入孔を通過して第二室へ入る空気流量を調節するパイロット弁と、大気に連通する開口部とを有し、第四室は、前記真空系か若しくは大気に連通すると共に第三室との境界をなす前記ダイヤフラムを弾発力によって支持する手段を備えた真空圧調整器において、前記調圧弁が、前記調圧孔の周縁部に当接して該調圧孔を閉塞可能な円錐部と、該円錐部からその先端方向に向かって設けられた螺旋状部とを有していることを特徴とする真空圧調整器。
IPC (2件):
G05D 16/06 ,  A01J 7/00

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