特許
J-GLOBAL ID:200903034673280738

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-149139
公開番号(公開出願番号):特開平5-001513
出願日: 1991年06月21日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 製造作業能率の向上とコストの低廉化を図ると共に、高精度でかつ応答性の良いバルブタイミング制御が得られる。また、装置の軸方向の長さ及び径方向の長さを短尺化することにより、エンジンルーム内でのレイアウトの自由度が向上する。【構成】 カムシャフト1とドリブンスプロケット3との相対回動をカムシャフト1の回転トルク変動を利用した装置であって、前記両者1,3の最大相対回動位置を、ストッパ機構4と、内外2重のクラッチスプリング20,21を両者20,21間のカラー部材22によって緊締,解除するクラッチ機構5,6とによって保持すると共に、該各クラッチ機構5,6の前記緊締,解除作用を切替機構7によって相対的に切り替えるようにした。
請求項(抜粋):
機関の駆動力が伝達される回転体とカムシャフトとを、該カムシャフトの回転トルク変動により正逆相対回動させて、バルブの開閉時期を可変制御するバルブタイミング制御装置であって、前記回転体とカムシャフトとの間に、該両者の正逆最大相対回動を規制するストッパ機構を設けると共に、前記回転体とカムシャフトとの内外2重の対向部位に同一方向に巻装された内外2重のクラッチスプリングと、該両クラッチスプリングの間に回転自在に設けられ、機関運転状態に応じて各クラッチスプリングの各対向部位に対する相対的な緊締あるいは弛緩作用を切り替える切替機構を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。

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