特許
J-GLOBAL ID:200903034677302043

防汚塗料用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-233822
公開番号(公開出願番号):特開平8-100137
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【構成】 乳酸残基を樹脂中70〜95モル%およびカプロラクトン残基を樹脂中5〜30モル%含み、乳酸残基中のL乳酸残基/D乳酸残基(モル比)が1〜9の範囲であり、還元粘度(ηSP/C)が0.5〜1.5dl/gである加水分解型バインダー樹脂と、タンニン酸とを必須成分として含有する防汚塗料用組成物。【効果】 本発明の防汚塗料用組成物から形成される塗膜は、その表面を形成する樹脂が徐々に分解していくため、常に防汚性を発揮するタンニン酸を含む膜が表面に表れ、長期間にわたって防汚性を発揮し続けることができ、しかも塗膜が分解して水中に溶け込む各成分は、タンニン酸、乳酸、カプロラクトンなど自然物や医療品、食品等に使用される、人体や自然環境に悪影響を与えないものばかりである。また得られる塗膜は、上記したように徐々に加水分解されるので、塗料の塗り替えの際、古い塗膜の除去作業が簡単にすむという利点もある。
請求項(抜粋):
乳酸残基を樹脂中70〜95モル%およびカプロラクトン残基を樹脂中5〜30モル%含み、乳酸残基中のL乳酸残基/D乳酸残基(モル比)が1〜9の範囲であり、還元粘度(ηSP/C)が0.5〜1.5dl/gである加水分解型バインダー樹脂と、タンニン酸とを必須成分として含有する防汚塗料用組成物。
IPC (5件):
C09D 5/16 PQL ,  C09D 5/16 PQJ ,  A01K 75/00 ,  A01N 37/10 ,  C09D167/03 PKX

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