特許
J-GLOBAL ID:200903034679323013

光分散補償方法および光分散補償器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011372
公開番号(公開出願番号):特開平6-224860
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 光ファイバ分散の影響で生じる群遅延特性を補償する。【構成】 チャネル間隔Δfの光多重信号に対して、伝搬遅延時間の逆数がΔfの遅延光路を持つリング型光共振器4を用いる。【効果】 リング型光共振器の群遅延特性が周期Δfとなるため各チャネルの群遅延特性を一括して補償することができる。
請求項(抜粋):
複数の光送信器からの出力光信号を光合波手段によって合波し、光周波数(波長)の間隔がΔfの光多重信号を出力する光多重送信装置と、該光多重送信装置から出力された光多重信号を伝送する光ファイバと、伝送されてきた光多重信号を光分波器によって各光信号に分波し、分波された光信号を一つもしくは複数の光受信器によって受信する光多重受信装置を含む構成の光多重伝送システムにおいて、光分散補償器は、2入力2出力の光カプラと伝搬遅延時間が1/Δfと略一致する遅延光路を含む構成であり、該光分散補償器の入力及び出力は各々該光カプラの第1入力および第1出力と接続され、該遅延光路は、該光カプラの第2出力と第2入力に接続されており、入力された光多重信号を光周波数に依存して約Δfの周期で変化する時間遅延をして出力することにより、該光ファイバ伝送中に受ける分散による遅延を全チャネル一括に補償する光分散補償器であって、該光分散補償器が該光多重送信装置と該光ファイバの間もしくは該光ファイバと該光多重受信装置の間もしくは該光ファイバの途中に配置されていることを特徴とする光分散補償方法。
IPC (2件):
H04B 10/18 ,  H04J 14/02
FI (2件):
H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-089702

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