特許
J-GLOBAL ID:200903034681407500

セラミック砥粒及びその製造方法並びに研磨製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 泰甫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-286090
公開番号(公開出願番号):特開平6-136353
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】硬度、粒強度(靭性)、自生発刃性並びに研削時の熱応力の緩和に優れ、ステンレス鋼、チタン鋼、高ニッケル合金などの難削材料の研削にも対応し得るAl2 O3 -Er2 O3 質セラミック砥粒並びこの砥粒の製造方法及びこの砥粒を用いた研磨製品を提供する。【構成】実質的にα-Al2 O3 のみからなる第1相と、この第1相を取り囲む反応生成物の形態を取り、酸化アルミニウムと酸化エルビウムからなる第2相とからなり、この二相からなる結晶粒の大きさが1μm以下で、第1相中に第2相が含まれないAl2 O3 -Er2 O3 質セラミック砥粒で、ゾル-ゲル法を用いて焼結する工程において、エルビウム前駆体を、Er2 O3 換算で0.05〜0.4重量%導入する製造方法であり、得られた砥粒はラップ材、研削砥石、研磨ディスク、研磨布紙製品として用いられる。
請求項(抜粋):
第1相を取り囲む反応生成物の形態を取る酸化アルミニウムと酸化エルビウムからなる第2相、及びこの第2相を含まない実質的にα-Al2 O3 のみからなる第1相とで構成され、かつ、これらの二相からなる結晶粒の大きさが1μm以下であることを特徴とするAl2 O3 -Er2 O3 質セラミック砥粒。
IPC (2件):
C09K 3/14 ,  C04B 35/00

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