特許

J-GLOBAL ID：200903034683439085

画像読取装置

発明者： 沖須 宣之 ,  飯田 哲也 ,  松井 徹 ,  豊後 圭一朗
出願人/特許権者： ミノルタ株式会社
代理人 (1件)： 板谷 康夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-315991
公開番号（公開出願番号）：特開平8-214122
出願日： 1995年11月08日
公開日（公表日）： 1996年08月20日
要約：

【要約】【目的】 画像読み取り装置において、前回撮影時の原稿の高さ分布を記憶しておき、それを今回の撮影時の測高データ補正に利用し、又は、原稿の高さ分布の典型的なモデルを複数記憶しておき、それを今回の測高データ補正に利用することにより、正常な高さデータが測定できなくても補正を可能とし、正しい画像再現を可能とする。【構成】 今回の撮像により測定された原稿高さ分布データに異常があるときで(#12・YES)、原稿が変更されていない場合や(#14・NO)、原稿ページ数の変化が大きくない場合には(#15・NO)、メモリに記憶させてある前回の原稿高さデータで補正不可能なデータを補正する(#16)。この補正された原稿高さデータを用いてAF制御データを演算し(#19)、本スキャンを行う(#21)。このような動作により、今回の撮影時に正常な測高データがなくてもその補正が可能となる。

請求項（抜粋）：

原稿台上に載置された上向きに見開かれた書籍等の原稿の読み取りと、その原稿の高さの検出を行う画像読取装置において、原稿が載置されている原稿台を読み取り、画像データを出力する読み取り手段と、原稿台に載置された原稿の高さ分布データを検出する高さ分布検出手段と、前記高さ分布検出手段によって検出された高さ分布データに異状があるか否かを判別する判別手段と、前記高さ分布検出手段によって検出された高さ分布データを記憶する記憶手段と、前記判別手段によって高さ分布データに異状がないと判断されたとき、前記記憶手段に記憶されている高さ分布データを更新する更新手段と、前記記憶手段に記憶されている高さ分布データに基づいて、原稿の高さによって生じる画像データの歪みを補正する補正手段とを有することを特徴とする画像読取装置。