特許
J-GLOBAL ID:200903034686048141

複筒式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-002284
公開番号(公開出願番号):特開平8-189540
出願日: 1995年01月10日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 在来の複筒式油圧緩衝器の機能および主要構成部の互換性を確保した上で、傾斜配置または横配置においても安定した減衰特性を得ることができる複筒式油圧緩衝器を得る。【構成】 シリンダ1の一端に嵌合固定した蓋部材4等によって内筒基部10を気密固定し、フリーピストン12によって気体室13を形成する。フリーピストン12の最大摺動位置にベース14を設けてベースバルブ20を構成し、内筒基部10には連通油路18を形成する。ロッドガイド5の外方にはピストンロッド6用のオイルシール24を取付け、戻り油路25を形成する。
請求項(抜粋):
有底二重円筒をなすシリンダの開口端側を貫通するピストンロッドによって進退される可動隔壁部材をシリンダの内筒の内部に摺動可能に設け、その封止端側を体積補償室に連通するとともにその封止端側に固定隔壁部材を設け、上記可動隔壁部材と固定隔壁部材のそれぞれに減衰機構を構成して伸縮の各行程で減衰力を発生するようにした複筒式油圧緩衝器において、前記内筒内の封止端側にフリーピストンを摺動可能に設けて封止端との間に前記体積補償室を形成し、前記ピストンロッドを支えるロッドガイドの外方に同ピストンロッド用のオイルシールを取付け、同ロッドガイドのオイルシール部から上記内筒の外側で外筒との間をなす外周室への戻り油路を形成し、上記体積補償室と前記固定隔壁部材の間に内筒内部と外周室とを連通する連通油路を形成し、かつ、この外周室内に作動油を満たしたことを特徴とする複筒式油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/06 ,  F16F 9/32

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