特許
J-GLOBAL ID:200903034691039517

電気化学電池およびその部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-244881
公開番号(公開出願番号):特開2000-082447
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】電気化学的に反応性のアノード材料(26)を収容する部分が増大した電気化学電池を提供する。【解決手段】 典型的にはボタン型の空気復極型電池である電気化学電池(10)は、先行技術の電池の非反応性要素よりもかなり薄い非反応性要素を有する。そのような要素は構造が改良されているために薄くなっている。これらの要素の中には、鋼で構成されている部分が多い金属ストリップ構造から製造されたアノード缶(24)がある。別の要素はカソード缶(40)であり、これは調節されたテンパーと改善された剛性を有し、かつカソード缶を成形するのを許容するのに十分な延性を保持している。電池(10)の非反応性要素の厚さ、ひいては非反応性要素によって占められる体積を減少させることにより、電気化学的に反応性のアノード材料(26)を保持するための部分の体積が増大し、電池の容量が増大する。
請求項(抜粋):
電気化学電池において用いるためのアノード缶であって、前記アノード缶は頂部壁と、前記頂部壁から垂下している第一の円周の側壁とを有し、前記アノード缶は、前記頂部壁上の外側と前記第一の側壁上の外側に配置された第一の外表面と、前記頂部壁上の内側と前記第一の側壁上の内側に配置された内表面とを有し、前記アノード缶は第一の外表面と第二の内表面の間の厚さを有し、前記アノード缶はさらに、例えばニッケルからなる第一の層と、例えば銅からなる第二の層と、前記第一の層と第二の層の間の例えばステンレス鋼のような鋼からなる第三の層を有し、前記第三の層は、前記アノード缶の前記頂部壁と前記第一の側壁のうちの少なくとも一つの全厚さの約79体積%〜約91体積%を構成していて、第一の外表面と第二の内表面の間の厚さは約0.075mm〜約0.11mmであり、そして例えば、前記第一の層と第二の層は、合わせて、前記アノード缶の約9体積%〜約21体積%を構成していることを特徴とする、アノード缶。
IPC (3件):
H01M 2/02 ,  H01M 12/06 ,  H01M 12/08
FI (3件):
H01M 2/02 E ,  H01M 12/06 A ,  H01M 12/08 K

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