特許
J-GLOBAL ID:200903034704677801

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-042064
公開番号(公開出願番号):特開2001-227196
出願日: 2000年02月18日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】安価な免震装置を提供する。【解決手段】ベース部材1を建物の基礎上に水平に固定する。上部部材3を建物の上部構造の下面に固定する。そして、ベース部材1上にスライド駒2を載置し、さらにこの上に上部部材3を載置する。地震が襲来すると、ベース部材1の一方向の揺れをスライド駒2が駒受片11上をスライドして吸収する。また、これと交差する方向の揺れをスライド駒2上の上部部材3がスライドして吸収する。ここで、固定ベース10に緩いV字状に傾斜面10c、10cを形成し、これに駒受片11を直列状に配置して、ベース部材1の上面を緩いV字状とすることにより減衰機能を発揮する。このため、駒受片11を半円柱状にして、製造が容易な免震装置にできる。
請求項(抜粋):
建物の基礎上に水平に固定されるベース部材と、該ベース部材上で水平の一方向にスライドするスライド駒と、建物の上部構造の下面に固定され、該スライド駒上で前記ベース部材と交差する方向にスライドする上部部材とからなる免震装置において、前記ベース部材は、ベース固定片と、断面形状を凸曲面とし、その長手方向の上面を緩いV字状に該ベース固定片に固定された駒受片とからなり、また、前記スライド駒は、その下面が前記ベース部材上をスライド可能にその断面を凹曲面とする下スライド凹条が形成され、また、その上面には該下スライド凹条と交差する方向に断面を凹曲面とする上スライド凹条が形成され、また、前記上部部材は、上部固定片と、該上スライド凹条に沿ってスライド可能に断面形を凸曲面とし、その長手方向の上面を緩いV字状に該上部固定片に固定された駒載片とからなることを特徴とする免震装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H 9/02 331 E ,  F16F 15/02 L
Fターム (6件):
3J048AA04 ,  3J048AB01 ,  3J048AC01 ,  3J048BG04 ,  3J048DA03 ,  3J048EA38

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