特許
J-GLOBAL ID:200903034714352064
車両用ブレーキ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-187407
公開番号(公開出願番号):特開2000-018294
出願日: 1998年07月02日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 制動解除時に、摩擦材とロータ間に確保するクリアランスを、押圧センサの出力がゼロになった位置を原点にする方法で制御すると、センサ出力のドリフトによる影響が出てクリアランスがばらつき、引きずりや制動の応答遅れを招くので、この不具合を解消する。【解決手段】 電気駆動ブレーキ装置に押圧センサ8の出力の微分回路と微分値を設定閾値と比較する回路を設け、押圧センサ出力の微分値が設定閾値よりも小となる位置を原点にしてクリアランスの制御がなされるようにした。押圧センサ8の出力の変化率は、パッド5とディスクロータ4間のクリアランスがゼロになった位置で急変し、その位置が原点として設定されるのでクリアランスが安定し、引きずりや制動の応答遅れが生じ難くなる。
請求項(抜粋):
摩擦材を押圧してロータに摺接させる電動アクチュエータと、その電動アクチュエータを制御する電子制御装置と、摩擦材に加わる押圧力を検出する押圧センサを有し、制動解除時に前記押圧センサの出力に基づいて摩擦材とロータ間に生じさせるクリアランスの原点を設定し、その原点から前記クリアランスが規定値になるまで電動アクチュエータの推進体を後退させる車両用ブレーキ装置において、押圧センサ出力の微分回路と、微分値を設定閾値と比較する回路を設け、押圧センサ出力の微分値と設定閾値との比較によりクリアランスの原点を決めてクリアランス制御がなされるようにしたことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D 65/62
, F16D 65/18 A
Fターム (23件):
3J058AA43
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA63
, 3J058AA73
, 3J058AA78
, 3J058AA87
, 3J058BA02
, 3J058BA16
, 3J058BA60
, 3J058CC15
, 3J058CC16
, 3J058CC17
, 3J058CC62
, 3J058CC83
, 3J058CD24
, 3J058CD33
, 3J058DA04
, 3J058DA32
, 3J058DB21
, 3J058FA01
, 3J058FA11
, 3J058FA21
引用特許:
審査官引用 (3件)
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ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-294444
出願人:株式会社曙ブレーキ中央技術研究所
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特開昭61-018553
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ディスクブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-293795
出願人:トヨタ自動車株式会社
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