特許
J-GLOBAL ID:200903034718773463

熱交換器におけるチューブと継手管の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028009
公開番号(公開出願番号):特開平10-216930
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】熱交換器のチューブと継手管とを接合するに際し、隣接チューブやプレートフィンの焦げを生じることなく、チューブと継手管とを確実に接合することのできる接合法を提供する。【解決手段】チューブ3の開口端部を拡管して継手管挿入部3aを形成し、継手管挿入部の先端を円錐状に拡径する。継手管挿入部3aに継手管9の端部を挿入接続するとともに、円錐状拡管部3bにリング状ろう材10を配置する。これらチューブ3と継手管9とを適正なセッティング状態に位置決め固定する。銅パイプ32aを平面視U状ないしC状、側面視逆U状ないし逆C状に曲成してなる誘導コイル32を、その平面視U状ないしC状のワーク保持空間32b内にチューブと継手管との接続部11が位置するように、該接続部に近接配置したのち、コイル内に冷却用媒体を供給しながら、高周波電流を流して高周波ろう付する。
請求項(抜粋):
熱交換器コア(4)の端部に突出した複数の金属製熱交換用チューブ(3)の開口端部に、これらチューブ(3)を相互に連通する複数個の金属製継手管(9)を配置してチューブ(3)と継手管(9)とを接合する熱交換器におけるチューブと継手管の接合方法において、前記チューブ(3)の開口端部を拡管して継手管挿入部(3a)を形成するとともに、該継手管挿入部(3a)の先端を円錐状に拡径し、前記継手管挿入部(3a)に継手管(9)の端部を挿入接続するとともに、円錐状拡管部(3b)にリング状ろう材(10)を配置し、これらチューブ(3)と継手管(9)とが適正なセッティング状態となるように位置決め固定した状態で、銅パイプ(32a)を平面視U状ないしC状、側面視逆U状ないし逆C状に曲成してなる誘導コイル(32)を、その平面視U状ないしC状のワーク保持空間(32b)内に前記チューブ(3)と継手管(9)との接続部(11)が位置するように、該接続部(11)に近接配置したのち、前記コイル(32)を形成する銅パイプ(32a)の内部中空部(32c)に冷却用媒体を供給しながら、コイル(32)に高周波電流を流すことにより、前記接続部(11)においてチューブ(3)と継手管(9)とを高周波ろう付することを特徴とする熱交換器におけるチューブと継手管の接合方法。
IPC (7件):
B23K 1/18 ,  B21D 39/04 ,  B23K 1/00 330 ,  B23K 1/002 ,  B23K 3/06 ,  F28F 1/00 ,  H05B 6/10 371
FI (7件):
B23K 1/18 B ,  B21D 39/04 D ,  B23K 1/00 330 H ,  B23K 1/002 ,  B23K 3/06 J ,  F28F 1/00 E ,  H05B 6/10 371

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