特許
J-GLOBAL ID:200903034723017928

排ガスからの電力回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358768
公開番号(公開出願番号):特開平11-191427
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 火力発電所等から排出されるCO2 を含む排ガスから、排ガス自体を原料として電力を回収する電力回収方法を提供する。【解決手段】 溶融炭酸塩を電解質とする電解質板1と、これを両面から挟持する多孔質のカソード2及びアノード3と、からなる単セルを複数直列に接続した積層電池10を準備し、カソード側に相対的に高濃度の二酸化炭素と酸素を含むガスを供給し、アノード側に相対的に低濃度の二酸化炭素を含むガスを供給し、カソード側で、CO2 +1/2O2 +2e- →CO3 2- の電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質板を通しアノードに移動させ、アノード側で、CO3 2-→ CO2 +1/2O2 +2e- の電気化学反応を行わせ、これにより、カソードとアノード間に電力を発生させる。
請求項(抜粋):
溶融炭酸塩を電解質とする電解質板と、これを両面から挟持する多孔質のカソード及びアノードと、からなる単セルを複数直列に接続した積層電池を準備し、カソード側に相対的に高濃度の二酸化炭素と酸素を含むガスを供給し、アノード側に相対的に低濃度の二酸化炭素を含むガスを供給し、カソード側で、CO2 +1/2O2 +2e- →CO3 2- の電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質板を通しアノードに移動させ、アノード側で、CO3 2-→ CO2 +1/2O2 +2e- の電気化学反応を行わせ、これにより、カソードとアノード間に電力を発生させる、ことを特徴とする排ガスからの電力回収方法。
IPC (3件):
H01M 8/06 ,  H01M 4/86 ,  H01M 8/02
FI (3件):
H01M 8/06 R ,  H01M 4/86 T ,  H01M 8/02 T

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