特許
J-GLOBAL ID:200903034723651082

DNAの方向性配向を用いたDNA塩基配列決定 方法並びに同装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-195894
公開番号(公開出願番号):特開平6-018523
出願日: 1992年07月01日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 複数本の長いDNAを、遺伝子の上流側から下流側へ(あるいは下流側から上流側へ)と一定方向の配向を持たせて並べておき、これを端からレーザービームなどを用いて順次断片化し、その各々の断片の塩基配列を決定することにより、もとの長いDNAの全塩基配列を決定する。【構成】 この方向性配向を実現するためには、まず、DNAを電界により引き伸ばし、その一端を電極端へと固定する。しかる後に、制限酵素によりDNAの末端に近い部位で切断すれば、電極に残った方の断片は、ある一定の方向性を持つものに限られる。このようにして得られた方向性配向DNAを、端から順次レーザービームにより切断して、この断片の配列を従来の手法により決定すれば、もとの長いDNAの塩基配列は、これらのつなぎ合わせとして求めることができる。本法によれば、配列を順次決定することができるので、従来法のように、ランダムに切断された断片の配列から全配列を推定するといった手間がかからない。
請求項(抜粋):
DNAを一方向に配列して、その一端より順次切り取っていくことにより得られるDNA断片を解析し、その結果をつなぎ合わせることによりもとのDNAの全塩基配列を決定することを特長とするDNA塩基配列決定方法並びに同装置。
IPC (2件):
G01N 33/50 ,  C12M 1/00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-148669
  • 特開平3-128459
  • 特開昭63-296691
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-148669
  • 特開平4-148669
  • 特開平3-128459
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