特許
J-GLOBAL ID:200903034724717826

マルチビーム衛星通信システムにおけるビーム自動選択切替方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-020304
公開番号(公開出願番号):特開平9-214414
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 ビーム切替え時間を短縮することにより、通信の途切れ時間を短縮し、使い易い移動体衛星通信端末を得ること。【解決手段】 まず、移動体衛星通信端末の位置-ビーム対応データテーブル4を事前に作成しておく。通信端末の電源をオンした時点あるいは所定のキーが押下された時点のいずれかで、位置計算手段2によりその通信端末の現在位置を計算する。ここで、ビーム切替手段7がデータテーブル4の当該セルのデータを参照することにより、次に選択するビームを決定して切替える。また現在位置を基準とした時の移動方向と、次に選択するビームとを対応づける移動方向-ビーム対応データテーブル5をデータテーブル生成手段6により生成する。移動中は、回線品質測定手段1により、回線品質の評価値が所定のしきい値以下と検出された時点で、移動方向検出手段3により検出された移動方向とデータテーブル5とを用いてビーム切替手段7が次に選択するビームを決定して切替える。
請求項(抜粋):
マルチビーム通信衛星の各ビームのカバー領域と移動体衛星通信端末の現在位置とに対応してビームを切替え、移動体衛星通信端末と地上局との通信を行うマルチビーム衛星通信システムにおけるビーム自動選択方法において、複数個に区分された地上の領域とその各領域をカバーする通信衛星のビームとを対応づけた位置-ビーム対応データテーブルを予め準備し、移動体衛星通信端末の電源がオンされるか、あるいは所定のキーが押下される時点など移動体衛星通信端末が通信を行っていない時点で、位置計算手段により移動体衛星通信端末の現在位置を計算し、計算した現在位置に対応するビームを前記位置-ビーム対応データテーブルより読み出して現在位置を含む領域における使用ビームを決定し、この使用ビームに切替えるビーム切替要求コマンドを通信衛星へ送信することを特徴とするマルチビーム衛星通信システムにおけるビーム自動選択方法。
IPC (2件):
H04B 7/155 ,  H04Q 7/22
FI (2件):
H04B 7/155 ,  H04B 7/26 107
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ビーム切換方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-261404   出願人:ソニー株式会社
  • 特開平2-171039

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