特許
J-GLOBAL ID:200903034727214558

蛍光体、蛍光体スラリおよび蛍光ランプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053863
公開番号(公開出願番号):特開平7-233367
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 発光効率を低下させることなく、十分な蛍光体膜の付着強度を得ることができる水性塗布用の蛍光体を提供する。【構成】 蛍光物質に粉末ポリカルボン酸塩を混合して蛍光物質の分散効果を高め、蛍光物質と結着剤の凝集作用をおさえ、ガラスへの付着強度を強くする。蛍光ランプの製造時の焼成によりポリカルボン酸塩は完全燃焼をするため、最終的に蛍光膜に残る不純物はシリカ、アルミナ、アルカリ土類ピロリン酸塩などの微量な結着剤のみなので蛍光ランプの発光出力にも悪影響を与えない。粉末ポリカルボン酸塩の添加量は、蛍光物質に対して0.01〜0.5重量%であり、添加量が0.01重量%より少ないと蛍光物質の分散効果がみられず、ガラスへの付着強度にも効果がない。0.5重量%より多いと再び蛍光物質と結着剤の凝集作用が始まり、蛍光体スラリの粘度が異常に高くなり取り扱いにくくなる。
請求項(抜粋):
蛍光物質に対して0.01〜0.5重量パーセントのポリカルボン酸塩を混合したことを特徴とする蛍光体。
IPC (3件):
C09K 11/02 ,  C09K 11/08 ,  H01J 9/22

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