特許
J-GLOBAL ID:200903034742251133
マスキング装置およびマスキングシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川▲崎▼ 研二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-308206
公開番号(公開出願番号):特開2008-124918
出願日: 2006年11月14日
公開日(公表日): 2008年05月29日
要約:
【課題】人間に不快感を感じさせることなく音声をマスキングする。【解決手段】マスキング装置10は、会議室Bの予め測定された暗騒音の音圧と、会議室Aと会議室Bとを仕切る壁の遮音性能を表す遮音性能値とを記憶している。マスキング装置10は、会議室Bの暗騒音の音圧より大きな音圧のノイズN1がスピーカアレイ20aから出力されるようにスピーカアレイ20aへ信号を供給する。また、マスキング装置10は、会議室Aから会議室Bへの透過音の音圧が会議室Bの暗騒音の音圧より大きい場合には、ノイズN1の音圧より大きな音圧のノイズN2であって、人間の音声と同様の周波数特性を有するノイズN2がスピーカアレイ20aから出力されるようにスピーカアレイ20aへ信号を供給する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
収音した第1部屋内の音を表すオーディオ信号を生成するマイクロホンから出力された該オーディオ信号を受け取るオーディオ信号受取手段と、
前記第1部屋に隣接する第2部屋の予め設定された暗騒音の暗騒音圧と、前記第1部屋と前記第2部屋との間の遮音性能に関する遮音情報とを記憶する記憶手段と、
第1ノイズを表す第1ノイズ信号を生成し、該第1ノイズが前記第2部屋に配置されているスピーカから出力されたときに前記記憶手段が記憶している暗騒音圧より大きい音圧となるように前記第1ノイズ信号を増幅して前記スピーカへ出力する第1ノイズ生成出力手段と、
第1ノイズとは異なる第2ノイズを表す第2ノイズ信号を生成する第2ノイズ生成手段と、
前記オーディオ信号受取手段で受け取られたオーディオ信号を解析して得た前記第1部屋の音の音圧と、前記記憶手段に記憶されている遮音情報とから、前記第1部屋から前記第2部屋へ透過した透過音の音圧を求め、求めた透過音の音圧が前記記憶手段の記憶している暗騒音圧より大きい場合には、前記第2部屋に配置されているスピーカから出力される第2ノイズの音圧が、前記第2部屋に出力される前記第1ノイズの音圧より大きい音圧となるように前記第2ノイズ信号を増幅して前記スピーカへ出力する第2ノイズ出力手段と
を有するマスキング装置。
IPC (3件):
H04R 3/00
, G10K 11/178
, E04B 1/82
FI (3件):
H04R3/00 310
, G10K11/16 H
, E04B1/82 W
Fターム (5件):
2E001DF01
, 2E001DF17
, 2E001FA06
, 5D020AC05
, 5D061FF02
引用特許:
出願人引用 (2件)
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マスキング装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-320106
出願人:グローリー工業株式会社
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米国特許出願公開第2004/0146168号明細書
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