特許
J-GLOBAL ID:200903034752729678

NC工作機械の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-066428
公開番号(公開出願番号):特開平8-263114
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 無駄な制動時間と加速時間を削減し、且つ切削加工中でもワークの切削面に段差やスジを発生させることなく、複数の動作部を任意に同期動作させ、その解除を行なえるようにする。【構成】 NC工作機械のプログラム運転中、プログラムの動作中同期命令により動作中同期モードにする。そして、第二の動作部である刃物台2を待機位置に移動し、第一の動作部である刃物台1による切削動作を開始して、刃物台1が動作中同期開始位置になったがどうかを常に判断し、動作中同期開始位置になると刃物台2の動作中同期を開始する。それにより、刃物台2は刃物台1の移動に追従して同期移動する。そして、刃物台1が動作中同期開始位置に戻ったかどうかを判断し、戻ったら動作中同期を解除する。そして、動作中同期解除命令により動作中同期モードを終了する。
請求項(抜粋):
複数の動作部を一定の位置関係を保って同時に動作させる同期制御を行なうNC工作機械の制御方法において、NC工作機械のプログラム運転中、プログラムの動作中同期命令により指定された動作中同期情報である動作中同期を行なう基準となる第一の動作部及びその第一の動作部と同期して動作する第二の動作部と、この第二の動作部が動作中同期を開始する第一の動作部の位置である動作中同期開始位置と、動作中同期を実行中の第一の動作部と第二の動作部の関係を示す同期方式とを解読し、NC工作機械のNC装置を前記第一の動作部が前記動作中同期命令で指定された前記動作中同期開始位置になると動作中同期を開始する動作中同期モードにする工程と、前記第一の動作部の動作命令が実行されて動作が開始されると、NC工作機械のNC装置はこの第一の動作部が前記動作中同期開始位置になったかどうかを常に判断し、前記動作中同期開始位置になったとき前記動作中同期命令で指定された同期方式に従って動作中同期を開始する工程と、プログラムの動作中同期解除命令により動作中同期を解除して動作中同期モードを終了する工程とを有することを特徴とするNC工作機械の制御方法。
IPC (3件):
G05B 19/18 ,  B23B 25/04 ,  B23Q 15/00
FI (4件):
G05B 19/18 C ,  B23B 25/04 ,  B23Q 15/00 C ,  B23Q 15/00 H
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-100113
  • 特開平2-039302
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-100113
  • 特開平2-039302

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