特許
J-GLOBAL ID:200903034753698202

音声入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115898
公開番号(公開出願番号):特開平9-305196
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 自動入出金装置等において、第三者に聞かれる可能性のある状況で第三者に知られないように音声を入力するための音声入力装置を提供する。【解決手段】 ビデオカメラ11は、発声者2の目2aのパターンを読取る。アイリスコード生成部12は、虹彩パターンの特徴を抽出して虹彩データを生成する。照合部13は、登録データベース20の登録発声者の虹彩データを照合して発声者2を特定する。楽音信号発声部30は、発声者2の音声データを登録データベース20から検索し、その音声データに基づいて発声者2の音声を打ち消すような楽音信号を発生し、音響出力部40から第三者3に向けて出力する。このため、第三者3は、発声者2の音声を聞き分けることが困難になる。一方、音響入力部50には、発声者2の音声に音響出力部40からの楽音が重畳して入力されるが、楽音成分は楽音信号抑制部60で抑制され、音声認識への影響は無い。
請求項(抜粋):
所定の位置で発声者の発する音声と、その所定の位置の周囲からの楽音を含めた音とを入力して電気信号に変換する音響入力手段と、音声の母音に含まれるホルマント周波数成分を主体とし、前記発声者が発する音声に対して打ち消し可能な楽音信号を発生する楽音信号発生手段と、前記所定の位置の近傍で、かつ前記音響入力手段からずれた方向に音の放射範囲が設定され、前記楽音信号を音に変換して前記発声者の発する音声の平均レベルよりも大きな平均パワーの前記楽音を、その音の放射範囲に出力する楽音出力手段と、前記音響入力手段の出力信号から前記楽音信号発生手段で発生された楽音信号を減じて、該音響入力手段の出力信号中の該楽音信号のパワーを音声認識用の閾値以下に抑制する楽音信号抑制手段と、前記楽音信号抑制手段の出力信号のパワーが前記閾値を超えたときに音声信号として検出する音声検出手段とを、備えたことを特徴とする音声入力装置。
IPC (4件):
G10L 3/00 551 ,  G10L 3/00 511 ,  G10L 3/00 571 ,  G10L 3/02 301
FI (4件):
G10L 3/00 551 K ,  G10L 3/00 511 ,  G10L 3/00 571 G ,  G10L 3/02 301 C

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