特許
J-GLOBAL ID:200903034758216842

ログ緊締材と、それを用いたログ壁面体及びそのログ壁面体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 尚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-030875
公開番号(公開出願番号):特開2000-226884
出願日: 1999年02月09日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 長期間にわたってログ丸太材同士の接合部分に隙間が全く発生しない強固なログ壁面が得られるログ緊締材と、そのログ緊締材を用いたログ壁面体と、そのログ壁面体の製造方法を提供する。【解決手段】 ログ緊締材は、アラミド系FRP製のロッド1の上下両端部に雄ネジ4,7を有するロッド体9と、雄ネジ4,7に螺着可能な雌ネジ孔10a,11aを有する上部と下部の耐圧ナット10,11とから構成される。ログ壁面体は、上下部を平行面13,14にカットした丸太材12の複数本を、その上下部の平行面13,14を相互に重ね合わせて垂直方向に積み上げ、前記各丸太材12に垂直方向に貫通するロッド挿通孔15を複数本貫設する。そして、ロッド挿通孔15にログ緊締材のロッド体9を挿通し、そのロッド体9に緊張力を保持させてその雄ネジ4,7に耐圧ナット10,11を最上部と最下部の丸太材12bの外側から加圧状態に螺着して成る。
請求項(抜粋):
上下両端部に雄ネジ(4),(7)を有し且つ得ようとするログ壁面体の積み重ね高さよりも短い長さのロッド体(9)と、前記雄ネジ(4),(7)に螺着可能な雌ネジ孔(10a),(11a)を有する上部と下部の耐圧ナット(10),(11)とから成り、前記ロッド体(9)が、上部定着ボルト軸(2)にはその軸芯上部にジャッキー螺着用雌ネジ孔(5)を設け、また上端部(2a)と下端部(3a)に前記雄ネジ(4),(7)を形成した上部と下部の定着ボルト軸(2),(3)を、その軸芯に設けたロッド嵌着孔(6),(8)に炭素系又はアラミド系FRP製のロッド(1)の上端部(1a)と下端部(1b)を差し込んでそれぞれ樹脂結合により一体固着して成るログ緊締材。
IPC (2件):
E04B 1/10 ,  E04B 2/02
FI (2件):
E04B 1/10 Z ,  E04B 2/02 A

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