特許
J-GLOBAL ID:200903034760664313

ボーリング工事におけるケーシングユニットパイプの引き抜き工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-223735
公開番号(公開出願番号):特開2001-049655
出願日: 1999年08月06日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】アンカー工事に伴って大量の産業廃棄物である固結流体が排出されるため、材料、その処理にかかる多大の労力と費用を不要とする。【解決手段】ケーシングユニットパイプにより所定深度掘削した後、ケーシングユニットパイプ2内に鋼線等からなる設置材料11を挿入し、その後端にパッカー装置13を取付け、パッカー12を収縮して、ケーシングユニットパイプ2を徐々に引き抜きながら給入口10からケーシングユニットパイプ2内に固結流体Sを圧送し、削孔した孔内に加圧注入し、ケーシングユニットパイプ2をユニットパイプ2’の1本分だけ孔口止水装置5から引き抜いた状態で、給入口10からケーシングユニットパイプ2内にエアーを圧送し、固結流体Sを押し込み、パッカー12を膨張してケーシングユニットパイプ2の端部を閉塞し、その後方のケーシングユニットパイプ2’を切り離して撤去する。その後は同様の工程を繰り返す。
請求項(抜粋):
ケーシングユニットパイプにより所定深度掘削した後、ケーシングユニットパイプ内に鋼線、鋼材、パイプ等からなる設置材料を挿入し、その後端に遠隔操作によりリング状のパッカーを膨張収縮するパッカー装置を取付け、このパッカーを収縮してケーシング内を開放した状態で、ケーシングユニットパイプを徐々に引き抜きながらジョイントヘッドの給入口からケーシングユニットパイプ内にセメントミルクやセメントベントナイト等の固結流体を圧送し、ケーシングユニットパイプを1本分だけ止水ボックから引き抜いた状態で、ジョイントヘッドの給入口からケーシングユニットパイプ内に所定量のエアーを圧送し、その空気圧によりケーシング内の固結流体を引き抜かれた最後端のケーシングユニットパイプの前方まで押し込み、この状態で前記パッカー装置のパッカーを膨張作動して前記最後端のケーシングユニットパイプの前方に接続されているケーシングユニットパイプの端部を閉塞し、内部が空になった前記ケーシングユニットパイプ1本分を切り離して撤去し、その後はケーシングユニットパイプの端部にジョイントヘッドを接続して順次同様にケーシングユニットパイプの引き抜き、固結流体のケーシングユニットパイプ内への圧送、エアーによる固結流体の押し込み、および引き抜かれたケーシングユニットパイプ1本分の切り離しの工程を繰り返すことを特徴とするボーリング工事におけるケーシングユニットパイプ引き抜き工法。
Fターム (9件):
2D040AB06 ,  2D040AB14 ,  2D040BA02 ,  2D040BA09 ,  2D040CA01 ,  2D040CB03 ,  2D040DA00 ,  2D040DA01 ,  2D040DC02

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