特許
J-GLOBAL ID:200903034770600771

電力貯蔵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099204
公開番号(公開出願番号):特開平6-129427
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 回転体のふれに起因する電動機の破損を防止する。停電時において、フライホイールに貯蔵された運動エネルギを電気エネルギとして効率良く取り出す。【構成】 回転体4にフライホイール5を固定状に設ける。回転体4に設けたロータ13の周囲にステータ14を配置し、これにより高周波電動機12を構成する。回転体4に同心状にかつ固定状に設けた環状永久磁石部15と対向するように環状超電導体部16を配置し、これにより超電導軸受部6を構成する。超電導軸受部6と軸方向に離間した位置に、回転体4の互いに直交する4つのラジアル方向の位置を制御する電磁石A1〜A4、B1〜B4を用いた磁気軸受部7を設ける。回転体4に共振が発生した場合にのみ磁気軸受部7の電磁石A1〜A4、B1〜B4を駆動する制御装置28と、電動機12の停止時にフライホイール5に蓄えられた運動エネルギを電気エネルギに変換して制御装置28に供給する手段とを備えている。
請求項(抜粋):
回転体と、回転体に固定状に設けられたフライホイールと、回転体に設けられたロータ、および固定部に設けられてロータの周囲に配置されたステータよりなる回転体駆動用電動機と、回転体に同心状にかつ固定状に設けられた環状の永久磁石部、および永久磁石部と対向するように配置された環状超電導体部よりなる超電導軸受部と、超電導軸受部と軸方向に離間した位置に設けられ、かつ回転体の互いに直交する2つのラジアル方向の位置を制御する電磁石を用いた磁気軸受部と、回転体に共振が発生した場合にのみ磁気軸受部の電磁石を駆動する制御装置と、電動機の停止時に、回転体の回転時にフライホイールに蓄えられた運動エネルギを電気エネルギに変換して制御装置に供給する手段とを備えている電力貯蔵装置。

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