特許
J-GLOBAL ID:200903034771072302

流体封入式マウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-286809
公開番号(公開出願番号):特開平6-117478
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 流体室の内圧を制御する振動板に対して加振力を及ぼす電磁駆動手段における、コイルの発熱に起因する熱害を防止すること。【構成】 流体室54の壁部の一部を構成する振動板46に対して、永久磁石66,68が固着された内側ヨーク部材62を、外方に突出して固設すると共に、該内側ヨーク部材62の外側に筒状の外側ヨーク部材64を、軸方向に相対変位可能に配設固定し、それら内外ヨーク部材62,64により、環状の磁気ギャップ部70を有する閉磁路形態の磁路を形成する一方、かかる磁路上の磁気ギャップ部70に、周方向に延びるリング状のコイル72を配設し、前記外側ヨーク部材64に固定することにより、該コイル72への通電にて、前記振動板46に加振力が及ぼされるようにした。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具と第二の支持金具を、それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結する一方、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部を構成して設けると共に、該流体室の壁部の別の一部を、前記第二の支持金具によって変位可能に支持された振動板にて構成して、該振動板を加振することにより、前記流体室の内圧を制御せしめて防振特性を切換制御するようにした流体封入式マウント装置において、前記振動板に対して、外方に向って突出する内側ヨーク部材を固設すると共に、前記第二の支持金具に対して、該内側ヨーク部材の外側に所定距離を隔てて位置する筒状の外側ヨーク部材を固設し、更にかかる内側ヨーク部材に永久磁石を固定せしめて、それら内側ヨーク部材と外側ヨーク部材により、周方向に延びる環状の磁気ギャップ部を該内外ヨーク部材の対向面間に有する閉磁路形態の磁路を形成する一方、かかる磁路上の磁気ギャップ部に、周方向に延びるリング状のコイルを配設し、前記外側ヨーク部材に固着することにより、該コイルへの通電にて前記振動板に加振力が及ぼされるようにしたことを特徴とする流体封入式マウント装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-107360
  • 特開昭59-032353
  • 特表昭57-501009

前のページに戻る