特許
J-GLOBAL ID:200903034775395696

複合材料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-517920
公開番号(公開出願番号):特表2001-520973
出願日: 1998年10月26日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】本発明は、一般に、複合体中の強化材の不都合な酸化を防ぐためのメカニズム(即ち、酸化防止メカニズム)に関する。この酸化防止メカニズムは、複合体中に入ることがある不都合な酸化剤を収集又は掃去する、複合体に添加する捕獲物質を含む。捕獲物質は、例えば繊維強化材に接近する不都合な酸化剤が捕獲物質によって掃去される(例、反応)ようにして、複合体の少なくとも一部に位置することができる。本発明の好ましい態様において、捕獲物質(複数でもよい)はクラック封止剤として作用する少なくとも1種の化合物(例、少なくとも1種のガラス物質)を形成し、それによって複合体の酸化防止をさらに向上させる。強化材として役立つ1種以上のセラミックフィラー材料は、その上に積層した複数のコーティングを有することができ、その少なくとも1種のコーティングは捕獲物質として作用することができる。そのコーティングした物質はセラミックマトリックス複合体中で強化用材料として有用であることができ、破壊靱性のような優れた機械的特性を提供する。また、本発明は、これらの物質を均一混合した優れた複合材料、及びその製造方法に関係する。
請求項(抜粋):
(a)少なくとも1種のフィラー材料の複数の集まりを含む浸透性の塊またはプレフォーム、及び(b)該フィラー材料の集まりによって呈される表面積の過半量を覆う層を含み、該層がホウ素、珪素及び窒素を含む、複合材料のための強化材。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平7-505357
  • 特表平7-505357

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