特許
J-GLOBAL ID:200903034782066479
磁気ディスク装置の耐衝撃構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合田 潔 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231918
公開番号(公開出願番号):特開平8-102159
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 衝撃に伴うサスペンションの振れを規制して磁気ヘッド、磁気ディスクへの損傷をなくし、かつ、磁気ディスク装置の薄型化も確保する。【構成】 磁気ディスク22がシッピンゾーンに退避している状態で、HDDが衝撃を受けた場合、磁気ヘッド36を自由端部に有するサスペンション34は振れる。最下位のサスペンション34が振れた場合についてみると、サスペンション34の自由端部はピン突起50と当接し、それ以上のベース12へ向けての変位が阻止される。この状態で更に振れるサスペンション34は、一次モード(片持ち支持型のモード)の振れでなく、両持ち支持の二次モード(両持ち支持型のモード)の振れを呈し、サスペンション34の最大変位はサスペンション34の中間部で生ずる。変位する中間部は、溝部48内に入り込むようにされ、サスペンション34の中間部のベース12との当接が、溝部48によって阻止される。
請求項(抜粋):
ベースであって、ベースがカバーで閉成されてインクロージャケースをなしてインクロージャケース内には、ベースに設けられるモータで回転駆動される磁気ディスクが収容される前記ベースと、前記インクロージャケース内に設けられるキャリッジであって、ベースに移動自在に支持される支持部と、支持部に基端部が片持ち的に支持されて弾性的に撓み変形可能とされベースと磁気ディスクとの間に延設されるサスペンションと、サスペンションの自由端部に設けられてサスペンションの弾性によって磁気ディスク上へ向けて付勢されるとともに支持部が移動されて磁気情報の読み取り等を行うべく位置制御される磁気ヘッドとを有する前記キャリッジと、前記磁気ヘッドが退避するシッピングゾーンにおいてサスペンションへ向けてベースに突設され、磁気ヘッドがシッピングゾーンで衝撃をうけた場合には衝撃に伴うサスペンションの振れによりベースへ向けて変位するサスペンションの自由端部と当接してその自由端部のそれ以上のベースへ向けての変位を阻止するリミッター部と、前記シッピングゾーンにおいてベースに凹設され、衝撃に伴うサスペンションの振れによりサスペンションの自由端部とリミッターが当接するも更にベースへ向けて変位するサスペンションの中間部のベースとの当接を阻止する溝部と、を備えたことを特徴とする磁気ディスク装置の耐衝撃構造。
IPC (2件):
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