特許
J-GLOBAL ID:200903034790423973

心電図モニタならびにペースメーカのパルス検出方法およびアーチフェクトの拒絶方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-142352
公開番号(公開出願番号):特開平9-131330
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 心電図(ECG)信号において、フィルタリング過程でECG信号に導入された特性的なアーチファクトからペースメーカパルスを見分け、検出し、ECG信号からのペースメーカパルスの同定・除去を可能にする方法と装置を提供する。【解決手段】 ペースメーカパルスを検出すると直ちに、特性的なアーチファクトが閾値を越えないように、QRS複合信号に検出に用いられる振幅閾値を、ペースメーカパルスに次ぐ高いレベルにまで上げる。振幅閾値は、アーチファクトが常にこの振幅閾値を下回るよう、通常のQRS閾値まで、アーチファクトを発生させる元となるフィルタの特性に従って決定される時間をかけて減衰する。これまでのQRS複合信号を検出する前にペースメーカパルスと関連するアーチファクトを除去する技術では、ブランクウィンドーに発生するQRS複合信号までも除去されてしまうため、この方法が必要である。
請求項(抜粋):
心電図モニタであって、患者の心電図信号を検出する手段と、前記心電図信号をフィルタリングしデジタル化する手段と、前記フィルタリングとデジタル化をした心電図信号を一定の振幅をもつ閾値と比較することにより、前記フィルタリングとデジタル化をした心電図信号中でQRS複合信号を検出する手段を備え、前記閾値は、前記患者のQRS複合信号の振幅の一部である第1のレベルと、この第1のレベルより大きい第2の信号を有し、前記閾値は、前記ペースメーカパルスによって生起されるアーチファクトをQRS複合信号と誤って検出するのを防ぐため、ペースメーカパルスを検出すると直ちに前記第2のレベルから第1のレベルまで所定の時間をかけて減衰する、心電図モニタ。
IPC (2件):
A61B 5/0472 ,  A61N 1/37
FI (2件):
A61B 5/04 312 Q ,  A61N 1/37

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