特許
J-GLOBAL ID:200903034800287100

メタン発酵における負荷推定装置及び負荷推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-063794
公開番号(公開出願番号):特開平11-253148
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 F/M比および負荷の推定精度の向上を図るとともに、その推定による負荷が最適であるかどうかを判断することができる。【解決手段】 完全混合型メタン発酵タンク1に基質流入口2から下水汚泥のような有機性基質が供給される。メタン生成速度は、メタン発酵タンク1とガスホルダー3の間に設置されたガス流量計4およびメタン濃度計5により測定したガス流量とメタン濃度の積として計算される。タンク1の汚泥VSS濃度は、VSS濃度測定手段7により測定され、実際には、センサ6aにより採取して手分析あるいは汚泥濃度計6により測定される。次に、比メタン生成活性計算手段8により比メタン生成活性を算出し、得られた比メタン生成活性をF/M比計算手段9に供給し、ここでCOD・VSS負荷を計算する。得られたCOD・VSS負荷を負荷計算手段10に供給して有機物容積負荷が計算される。
請求項(抜粋):
有機基質が供給されるメタン発酵タンクを有し、このタンクで発酵されたメタンガスを貯留部で貯留し、貯留部とメタン発酵タンクとを連結するガス通路にガス流量計およびメタン濃度計を設置し、ガス流量計で測定されたガス流量とメタン濃度計で測定されたメタン濃度の積からメタン生成速度を得るメタン生成速度計算手段と、前記メタン発酵タンク内の汚泥の揮発性浮遊物質(VSS)を測定するVSS濃度測定手段と、前記メタン生成速度計算手段で得られたメタン生成速度をCOD換算してVSS濃度測定手段で得られた汚泥VSS濃度で除して比メタン生成活性を得る比メタン生成活性計算手段と、この比メタン生成活性計算手段で得られた比メタン生成活性に第1の定数を乗算し、得られた値に第2の定数を加算してCOD・VSS負荷を得るF/M比計算手段と、このF/M比計算手段で得られたCOD・VSS負荷と前記VSS濃度測定手段で得られたメタン発酵タンク内VSS濃度とを乗算してCOD容積負荷を得る負荷計算手段とを備えたことを特徴とするメタン発酵における負荷推定装置。
IPC (5件):
C12M 1/34 ,  C02F 11/04 ,  G01N 33/18 ,  G01N 33/18 104 ,  G01N 33/18 106
FI (5件):
C12M 1/34 Z ,  C02F 11/04 A ,  G01N 33/18 A ,  G01N 33/18 104 ,  G01N 33/18 106 Z

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