特許
J-GLOBAL ID:200903034802411178

ポリマーラテックスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉沢 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-028903
公開番号(公開出願番号):特開平8-198903
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 単分散の大粒径ポリマーラテックスを安定に、かつ生産性よく製造できる方法を提供する。【構成】 疎水性単量体(またはそれを主成分量として含む単量体混合物)を乳化剤不存在下の水性媒体中で重合して、ポリマーラテックスを製造するにあたり、(1)上記の単量体または単量体混合物を初期添加用単量体[I]と、滴下用単量体[II]とに分割し、(2)水性媒体中に重合系のpHが4以上に保持されるように緩衝液を添加し、(3)この緩衝液の添加された水媒体を70〜85°Cに加温し、不活性雰囲気下で撹拌しながら、特定量の過硫酸塩開始剤[III] を添加した後、直ちに初期添加用単量体[I]を一括添加して保持し、(4)続いてこの重合系に特定量の過硫酸塩開始剤[IV]を添加した後、直ちに滴下用単量体[II]を一定時間かけて滴下し、一定時間保持する、ことを特徴とするポリマーラテックスの製造方法。
請求項(抜粋):
水に対する溶解度が水100重量部に対して、1重量部以下の疎水性ビニル系単量体またはその疎水性ビニル系単量体を主成分量とする他の共重合可能なビニル系単量体との単量体混合物を、乳化剤不存在下の水媒体中で重合して、ポリマーラテックスを製造するにあたり、(1)まず、上記の単量体または単量体混合物を初期添加用単量体[I]と、滴下用単量体[II]とに分割し、(2)次いで、水媒体中に重合系のpHが4以上に保持されるように緩衝液を添加し、(3)この緩衝液の添加された水媒体を70〜85°Cに加温し不活性雰囲気下で撹拌しながら、過硫酸塩開始剤[III] 0.05〜0.20重量部(上記初期添加用単量体[I]100重量部に対して)を添加した後、直ちに上記初期添加用単量体[I]を一括添加して一定時間保持し、(4)続いてこの重合系に再度過硫酸塩開始剤[IV]0.1〜0.3重量部(上記滴下用単量体[II]100重量部に対して)を添加した後、直ちに上記滴下用単量体[II]を一定時間かけて滴下し、一定時間保持する、ことを特徴とするポリマーラテックスの製造方法。
IPC (2件):
C08F 2/22 MBL ,  C08F 12/00

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