特許
J-GLOBAL ID:200903034805714155

二次電池の充電率推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和泉 良彦 ,  小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-180476
公開番号(公開出願番号):特開2006-003241
出願日: 2004年06月18日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
【課題】電流、電圧センサの分解能に起因するノイズのひげによる推定精度の低下を防止する。 【解決手段】パラメータ推定処理演算における略微分処理にのみひげ消去手段で処理した値を用いるように構成した二次電池の充電率推定装置。「ひげ」による悪影響が顕著になる略微分処理にのみひげ消去手段で処理した値を用いることにより、パラメータ推定処理全体において用いる検出値をなましすぎることがなく、かつ、「ひげ」による悪影響を確実に減少させ、推定精度を向上させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
二次電池の電流Iと端子電圧Vをそれぞれ計測する計測手段と、 前記電流Iと端子電圧Vの計測値に含まれるノイズのひげをそれぞれ消去するひげ消去手段と、 (数1)式に示す連続時間系の電池モデルを用いて、適応デジタルフィルタ演算を行い、前記電流Iと端子電圧Vを用いて過渡項であるA(s)、B(s)、C(s)の係数に対応するパラメータを一括推定するパラメータ推定手段と、 前記電流Iと端子電圧Vおよび前記パラメータ推定手段で推定したパラメータを前記(数1)式に代入することで開路電圧V0を算出する開路電圧演算手段と、 前記の推定した開路電圧V0を用いて、予め求めた開路電圧V0と充電率SOCの関係から充電率を推定する充電率推定手段と、 を備え、前記パラメータ推定手段は、前記計測手段の計測値と該計測値から前記ひげ消去手段でひげを消去した後の値とを用いてパラメータ推定演算を行い、かつ、前記ひげを消去した後の値はパラメータ推定演算における略微分処理についてのみ用いることを特徴とする二次電池の充電率推定装置。
IPC (2件):
G01R 31/36 ,  H01M 10/48
FI (2件):
G01R31/36 A ,  H01M10/48 P
Fターム (7件):
2G016CA03 ,  2G016CB11 ,  2G016CB12 ,  2G016CC26 ,  5H030AS20 ,  5H030FF42 ,  5H030FF43
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る