特許
J-GLOBAL ID:200903034810291327

空気調和装置の運転制御方法及び運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-060853
公開番号(公開出願番号):特開平5-264090
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】高外気温の冷房時に回収した熱の放出を低外気温時にシフトできるようにする。【構成】圧縮機1と、室外熱交換器2と、蓄冷熱膨脹機構3と、蓄熱槽11内の蓄熱熱交換器4と、主膨脹機構5と、室内熱交換器6とを順に接続して主冷媒回路8を構成する。主冷媒回路8に、第1バイパス路13と第2バイパス路14とを形成する。低外気温時に蓄熱制御手段21が第2バイパス路14を冷媒の流通可能にして第1バイパス路13を遮断する。蓄熱槽11内に冷熱を蓄熱して、蓄熱槽11から吸収した熱を室外熱交換器2で大気に放出する。冷房運転時に冷房制御手段22が、第1バイパス路13を冷媒の流通可能して第2バイパス路14を遮断し、室内から吸収した熱を蓄熱熱交換器4で蓄熱槽11に放出する。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)と、室外熱交換器(2)と、蓄冷熱膨脹機構(3)と、蓄熱槽(11)内に配設されて蓄熱媒体との熱交換を行う蓄熱熱交換器(4)と、主膨脹機構(5)と、室内熱交換器(6)とが、順に冷媒配管(7)で冷媒の循環可能に接続されてなる主冷媒回路(8)と、一端が上記圧縮機(1)の吐出側の冷媒配管(7)に、他端が上記室外熱交換器(2)の下流側の冷媒配管(7)に接続されて該室外熱交換器(2)をバイパスする第1バイパス路(13)と、一端が上記圧縮機(1)の吸込側の冷媒配管(7)に、他端が上記蓄熱熱交換器(4)と主膨脹機構(5)との間の冷媒配管(7)に接続されて上記主膨脹機構(5)と室内熱交換器(6)とをバイパスする第2バイパス路(14)とを備えた空気調和装置において、低外気温時に蓄熱制御手段(21)が、第2バイパス路(14)を流通可能にする一方、第1バイパス路(13)を遮断して、上記圧縮機(1)から上記室外熱交換器(2)に冷媒を供給し、上記室外熱交換器(2)で凝縮した液冷媒を上記蓄冷熱膨脹機構(3)で減圧し、上記蓄熱熱交換器(4)で蒸発して上記圧縮機(1)に戻るように冷媒を循環して、上記蓄熱槽(11)内に冷熱を蓄熱した後、高外気温の冷房運転時に冷房制御手段(22)が、第1バイパス路(13)を流通可能にする一方、第2バイパス路(14)を遮断して、圧縮機(1)から第1バイパス路(13)に冷媒を供給し、上記蓄熱熱交換器(4)で凝縮し、上記主膨脹機構(5)で減圧されて上記室内熱交換器(6)で蒸発して上記圧縮機(1)に戻るように冷媒を循環して、上記室内熱交換器(6)で吸収した熱を蓄熱槽(11)に放出することを特徴とする空気調和装置の運転制御方法。
IPC (3件):
F24F 11/02 102 ,  F24F 5/00 102 ,  F25B 13/00 351
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-130131
  • 特開平4-088293

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