特許
J-GLOBAL ID:200903034811719410

プラズマ式点火装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-055043
公開番号(公開出願番号):特開2008-218249
出願日: 2007年03月06日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
【課題】陰極スパッタリングによる陰極の消耗を抑制して耐久性に優れたプラズマ式点火装置を提供する。【解決手段】中心電極110と接地電極131との間を絶縁する筒状の絶縁部材120を配設して、絶縁部材120内に放電空間140を形成したプラズマ式点火プラグ10に高電圧電源20、30からの高電圧によって、放電空間140内の気体を高温高圧のプラズマ状態にして内燃機関40内に噴射して点火を行うプラズマ式点火装置1において、中心電極110と接地電極131とのいずれか一方の陰極となる電極の表面を覆う耐浸食層150を形成し、耐浸食層150を構成材の異なる複数層で構成すると共に、その最表層を沸点の高い高沸点層151とし、その最内層を熱伝導率の高い高熱伝導率層153とし、最表層と最内層との間の層を、最表層から最内層に向けて熱伝導率を高くし、最内層から最表層に向けて沸点を高くする傾斜層152とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
中心電極と接地電極との間を絶縁する筒状の絶縁部材が配設して、上記絶縁部材内に放電空間を形成したプラズマ式点火プラグを具備し、 上記中心電極と上記接地電極との間に印加された高電圧によって上記放電空間内の気体を高温高圧のプラズマ状態にして内燃機関内に噴射して点火を行うプラズマ式点火装置において、 上記中心電極と上記接地電極とのいずれか一方の内、少なくとも陰極となる電極に該電極の上記放電空間に相対する表面を覆う耐浸食層を形成し、 上記耐浸食層は、最表層から最内層に至る各層を構成する構成材の熱的性質が異なる層とし、これらの層を積層させた複数層で構成されると共に、 上記最表層は、沸点が最も高い高沸点層とし、 上記最内層は、熱伝導率が最も高い高熱伝導率層とし、 上記最表層と上記最内層との間の層は、上記最表層側から上記最内層側に向けて熱伝導率が高くなり、上記最内層側から上記最表層側に向けて沸点が高くなるように設けられることを特徴とするプラズマ式点火装置。
IPC (4件):
H01T 13/52 ,  H01T 13/50 ,  H01T 13/20 ,  H01T 21/02
FI (5件):
H01T13/52 ,  H01T13/50 ,  H01T13/20 B ,  H01T13/20 E ,  H01T21/02
Fターム (7件):
5G059AA01 ,  5G059AA04 ,  5G059CC11 ,  5G059DD15 ,  5G059DD16 ,  5G059GG07 ,  5G059GG09
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第3581141号明細書

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