特許
J-GLOBAL ID:200903034814466075

重荷重用空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-114786
公開番号(公開出願番号):特開平11-301220
出願日: 1998年04月24日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 ゴムチェーファーの、無負荷時から200 %荷重の負荷時に至る間でリムフランジに接触する部分において、耐リムずれ性及び耐クラック性を大きく向上させた重荷重用空気入りタイヤを提供することにある。【解決手段】 ビード部1の少なくともリム2との接触部分にゴムチェーファー6を配設し、ゴムチェーファー6は、その100%伸長時のモジュラスがタイヤの径方向及び周方向とも1.5〜7.0MPaの範囲内であり、ゴムチェーファー6は、前記モジュラスの値がタイヤ径方向で小さくかつタイヤ周方向で大きい異方性材料からなる上側ゴム部7を有し、この上側ゴム部7は、そのタイヤ径方向内端位置11を前記分離開始位置Pと前記分離開始位置Qとの間に配置し、そのタイヤ径方向外端位置12を前記分離開始位置Sよりもタイヤ径方向外方に配置することを特徴とする。
請求項(抜粋):
ビード部の少なくともリムとの接触部分にゴムチェーファーを配設した重荷重用空気入りタイヤにおいて、ゴムチェーファーは、そのタイヤ径方向端部を含む上側ゴム部と、ビードベース面を含む下側ゴム部とで構成され、それらのゴム部の100%伸長時のモジュラスがいずれもタイヤの径方向及び周方向とも1.5〜7.0MPaの範囲内であり、上側ゴム部は、前記モジュラスの値がタイヤ径方向で小さくかつタイヤ周方向で大きい異方性材料からなり、そのタイヤ径方向内端位置を、タイヤを標準リムに装着し、最高空気圧を適用した無負荷状態の条件下でのゴムチェーファーのリムフランジからの分離開始位置(P)と、大気圧を適用した無負荷状態の条件下でのゴムチェーファーのリムフランジからの分離開始位置(Q)との間に配置し、そのタイヤ径方向外端位置を、最高空気圧を適用し最大荷重の200%の荷重を負荷した条件下でのゴムチェーファーのリムフランジからの分離開始位置(S)よりもタイヤ径方向外方に配置することを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 15/024
FI (3件):
B60C 15/06 F ,  B60C 15/06 C ,  B60C 15/024 Z

前のページに戻る