特許
J-GLOBAL ID:200903034819392207

繊維束切断装置用の切断刃

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 直樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-120534
公開番号(公開出願番号):特開平7-305235
出願日: 1994年05月09日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 スフカッターと称する切断装置でガラス繊維束を細断しチョップドストランドを形成する際に、繊維束の切断物が切断刃の間に詰まりにくくする。【構成】 ローターホルダー2の外周に全体を超硬合金製とした切断刃10を放射状に取り付ける。切断刃10は、刃身部14の厚さが刃先11側よりもみね部13側で狭くなるテーパ形状を有し、ローターホルダー2に放射状に取り付けた際に、一の切断刃10の一側面14aと、対面する他の切断刃10の他方側面14bとの間隔wが、刃先11側からみね部13側に向かうにつれて広がる状態となる。この装置でガラス繊維束を切断すると、間隔w1の刃部12と刃身部14との境界位置を通過した切断物が、みね部13側が広がっているため切断刃10、10の間に詰まらずに、円滑にローター4の内側に排出される。
請求項(抜粋):
複数の切断刃の両端を刃先を外方向に向けて放射状にホルダに支持してなるローターと、上記切断刃の刃先と所定間隔が明くように配置した押さえローラとからなり、上記ローターを回転させて上記切断刃の刃先が形成する円周上に切断しようとする繊維束を巻き付けてゆき、上記押さえローラにより上記巻き付けた繊維束を上記切断刃の刃先に圧接して順次切断し、切断した繊維束を上記切断刃のみね部側から上記ローターの内側へ取り出す繊維束切断装置に用いる切断刃であって、上記切断刃の刃身部の厚さを、刃先側よりもみね部側が幅狭となるテーパ形状とし、上記ホルダに取り付けた際に、相隣る切断刃の刃身部同士の間隔を刃先側からみね部側に向けて拡開する形状としたことを特徴とする繊維束切断装置用の切断刃。
IPC (4件):
D01G 1/04 102 ,  B26D 1/40 502 ,  B26D 1/40 ,  D06H 7/00

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