特許
J-GLOBAL ID:200903034819696931

車輪駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-036589
公開番号(公開出願番号):特開平5-231207
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 車両の低速時または高速時における制動性能の低下を防止する。【構成】 本発明の一実施例としての車輪駆動力制御装置1では、スリップ率演算手段としてのコントローラ29により車両のスリップ率が演算されている。また、このコントローラ29は判定手段としての機能も果たしており、スリップ率演算値Si が設定値S0 を上回りかつこの状態が設定時間以上継続する所定のスリップ状態か否かを判定する。所定のスリップ状態であると判定された場合に、目標駆動力演算手段としてのコントローラ29は、スリップ率に基づき最適の目標駆動力を演算し、駆動力制御手段としてのスロットル開度アクチュエータ33は、運転状態検出手段が検出する運転状態に基づきスロットル弁を制御する。このため、検出したスリップ状態に応じた最適値として目標駆動力が演算され、車体の運転状態に基づいてエンジンの駆動力が制御される。
請求項(抜粋):
車輪の速度を検出する車輪速度検出手段と、車体の速度を推定する車体速度推定手段と、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、上記車輪速度検出手段の検出値および上記車体速度推定手段の推定値に基づき車輪のスリップ率を演算するスリップ率演算手段と、上記スリップ率演算手段の演算値が設定値を上回り、かつこの状態が設定時間以上継続する所定スリップ状態か否かを判定する判定手段と、上記判定手段により所定スリップ状態であると判定された場合に、上記スリップ率に応じたエンジンの目標駆動力を演算する目標駆動力演算手段と、上記運転状態検出手段の検出値に基づきエンジンの駆動力を上記目標駆動力演算手段の演算値に制御する駆動力制御手段とを装備したことを特徴とする車輪駆動力制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/02 311 ,  B60T 8/66
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-212628
  • 特開平2-140438

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