特許
J-GLOBAL ID:200903034827675200

廃水処理装置の運転方法および廃水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-016395
公開番号(公開出願番号):特開平5-212397
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 廃水処理装置において、ろ床の通水洗浄後でも早期に生物膜の表層部の修復を行ない、溶解性窒素の除去能の安定化を図る。【構成】 通水洗浄機構を、反応槽から越流する処理浄水の貯溜水を当該反応槽の槽底に循環させる循環機構によって構成することにより、ろ床の通水洗浄を行ない、ろ床の空隙部に堆積している懸濁物を効果的に排除する。しかも、洗浄廃水の一部を反応槽内に残留させるようにその排水量を調整する調整機構を設けることにより通水洗浄後の洗浄廃水の一部が反応槽内に残留させ、洗浄後の通常の処理のための通水の再開により残留した洗浄排水中の懸濁物をろ床に流入させ、ろ材の離脱した生物膜の表層部を早期の修復し、反応槽洗浄後の初期においても被処理水中に存在している溶解性窒素の除去能が低下するのを防止する。
請求項(抜粋):
反応槽内にろ床を浸漬し、このろ床に被処理水を通水して生物処理を行なう廃水処理装置に対して、前記被処理水の通水を停止し、前記ろ床に所定量の水を循環させてろ床の洗浄を行ない、洗浄後に前記循環洗浄水の一部を前記反応槽内に残留させるようにその排水量を調整し、その後、再び被処理水の通水を行ない、生物処理を再開させることを特徴とする廃水処理装置の運転方法。
IPC (3件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/06 ,  C02F 3/10

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