特許
J-GLOBAL ID:200903034834791622

遠心振り子式吸振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042372
公開番号(公開出願番号):特開平9-236155
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 コロと転動室の壁面との衝突を無くす。外部環境の変化等にかかわらず異音の発生を確実に防止する。【解決手段】 フライホイール1にまゆ形状の転動室6を形成し、転動室6に遠心振り子としてのコロ7を収容する。転動室6の側壁のうちの、コロ7の転動中心P位置にガイドピン9を設ける。コロ7の側面に、コロ7の回転中心Qを中心とし、転動中心P位置を通る円環状のガイド溝12を形成する。ガイドピン9をガイド溝12に摺動自在に嵌入する。ガイドピン9とガイド溝12との協働によってコロ7の径方向の不規則な変位を規制する。
請求項(抜粋):
吸振器本体に形成した転動室にコロが収容され、このコロの転動室の径方向外側内壁に沿った共振転動によって捩り振動を吸収する遠心振り子式吸振器において、前記転動室の側壁のうちの、前記コロの転動中心位置にガイドピンを突設する一方で、前記コロの側面に、コロの回転中心を中心とし、転動室の前記転動中心位置を通る円環状または円弧状のガイド溝を形成し、前記ガイドピンをこのガイド溝に摺動自在に嵌入したことを特徴とする遠心振り子式吸振器。

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