特許

J-GLOBAL ID：200903034836129650

高周波用スイッチ回路

発明者： 海老原 均
出願人/特許権者： 太陽誘電株式会社
代理人 (1件)： 梶原 康稔
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-081813
公開番号（公開出願番号）：特開平8-148901
出願日： 1995年03月14日
公開日（公表日）： 1996年06月07日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 ダイオードOFF時の等価容量による回路の整合の乱れを除去して高性能なスイッチング動作を実現し、3次高調波を効果的に抑圧する。【構成】 位相線路20に並列に接続されたダイオードD2とその位相線路を挟んだ対称の位置に、ダイオードD2のOFF時容量とほぼ同様の整合用コンデンサC6が接続される。そして、ダイオードD2のOFF時容量,整合用コンデンサC6,及び位相線路20の全体がλ/4位相線路とほぼ等価となるように、位相線路の長さ及び特性インピーダンスが設定される。これにより、ダイオードのOFF時容量による整合の乱れが低減され、良好なスイッチング動作が可能となる。また、整合用コンデンサの代わりに直列共振として作用するオープンスタブとすることで、3次高調波が低減される。

請求項（抜粋）：

入力端子と入出力端子との間に接続された第1のダイオード;入力端子と出力端子との間に接続された位相線路;出力端子に、位相線路と並列に接続された第2のダイオード;前記ダイオードのON,OFFを制御するバイアス手段;前記位相線路の第2のダイオードと対称の位置に接続され、第2のダイオードのOFF時容量とほぼ同様の整合用コンデンサ;を備え、第2のダイオードのOFF時容量,整合用コンデンサ,及び位相線路の全体がλ/4位相線路とほぼ等価となるように、前記位相線路の長さ及び特性インピーダンスを設定した高周波用スイッチ回路。

IPC (3件)：

H01P 1/15 ,  H01P 5/02 ,  H03K 17/74

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平2-108301
  
• マイクロ波半導体増幅器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-007485   出願人：三菱電機株式会社