特許
J-GLOBAL ID:200903034841666230

ラクトン類の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-236882
公開番号(公開出願番号):特開2001-064272
出願日: 1999年08月24日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】 反応混合物からのラクトン類の分離精製が容易であり、かつラクトン類を除去した後の、溶媒を主成分とする残部を精製することなく、水素化溶媒として循環使用し得るラクトン類の製造方法を提供する。【解決手段】 ジカルボン酸無水物を水素化してラクトン類を製造する方法において、生成するラクトン類の沸点以上の沸点を持つ溶媒を使用し、かつ第VIII族から選ばれる少なくとも一つの金属と、第I B族、第II A族、第IV B族及び第VIIB族から成る群から選ばれる少なくとも一つの金属とを含む触媒を使用し、更に、反応混合物からラクトン類及びそれ未満の沸点を持つ物質を除去した後、残部を精製せずに水素化溶媒として循環使用する方法。
請求項(抜粋):
ジカルボン酸無水物を溶媒及び触媒の存在下に水素化してラクトン類を製造する方法において、溶媒として、生成するラクトン類の沸点以上の沸点を持つ溶媒を使用し、かつ触媒として、第VIII族から選ばれる少なくとも一つの金属と、第I B族、第II A族、第IV B族及び第VII B族から成る群から選ばれる少なくとも一つの金属とを含む触媒を使用し、更に、水素化後の反応混合物から生成したラクトン類及び該ラクトン類の沸点未満の沸点を持つ物質を除去した後、残部を精製することなしに、水素化の溶媒として循環使用することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07D307/33 ,  B01J 23/44 ,  B01J 23/50 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07D307/32 F ,  B01J 23/44 X ,  B01J 23/50 X ,  C07B 61/00 300
Fターム (4件):
4C037EA02 ,  4H039CA40 ,  4H039CB10 ,  4H039CB40

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