特許
J-GLOBAL ID:200903034851062901

噴射バルブおよびこのバルブを備えた噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-253251
公開番号(公開出願番号):特開平8-192880
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【課題】 溶媒が乾燥することによって噴射システム内に残った乾燥残留物を除去できる噴射バルブを提供する。【解決手段】 バルブ本体(4)に設けられた更なるガス取り込み口(14)と、休止位置で前記更なるガス取り込み口を遮断し、チャンバー(5)を第一区分(A)と第二区分(B)とに分割する、ノズルステム部材に配された可動環状シール(15)と、バルブ(3)の本体(4)の内側に一時的な連通の手段(C)とを設ける。
請求項(抜粋):
生成物を取り込むための第一開口部(6)を備えたチャンバー(5)を形成し、環状ストップ部(10)を形成する第一円筒部(8)と第二円筒部(9)とを備えたノズルステム部材(7)が内部に摺動自在に装着された本体(4)と、バルブ(3)の本体(4)の内部に連通させてノズルステム部材(7)の外部を配置させるために第一円筒部(8)に設けられた噴射通路(11a、11b)とを具備し、ノズルステム部材(7)は、バルブ本体(4)の上部に取り付けられ、噴射通路(11a、11b)の横断面より大きい厚みを有する静止シール(12)の開口部の内側を移動可能とされ、かつ環状ストップ部(10)が静止シール(12)に当接し、噴射通路(11a、11b)が静止シール(12)の厚みの内側に位置するような、第一の休止位置に、弾性復元手段(13)によって付勢され、さらに、バルブ(3)の本体(4)に設けられ、噴射ガスを供給する更なるガス取り込み口とされた第二開口部と、休止位置で第二開口部(14)を遮断し、チャンバー(5)を第一区分(A)と第二区分(B)とに分割する、第二円筒部(9)の周りに配された可動環状シール(15)とを備えた、加圧下で噴射ガスにより生成物を噴射する噴射用のバルブにおいて、ノズルステム部材(7)が、第二の位置に部分的に押し下げられたときに、第一区分(A)とノズルステム部材(7)の噴射通路(11a、11b)を介して外部に噴射ガスが通過すべく第二開口部(14)と外部との間が連通され、かつ第一区分(A)と第二区分(B)とが分割されるように、バルブ本体(4)の内部とノズルステム部材(7)とが配置され、バルブ(3)の本体(4)の内側に一時的な連通の手段(C)が設けられ、該手段は、ノズルステム部材(7)の第一及び第二の位置では非作動で、第一区分(A)と第二区分(B)とを連通させ、生成物とガスとの混合物を噴射するためにノズルステム部材(7)が第三の位置に最大に押し下げられたときに作動することを特徴とするバルブ。
IPC (2件):
B65D 83/44 ,  B05B 9/047

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