特許
J-GLOBAL ID:200903034851443204

岩盤内貯蔵施設の簡易実現性検討方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-261316
公開番号(公開出願番号):特開2002-070046
出願日: 2000年08月30日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 簡易的な評価を迅速に得ること。【解決手段】 岩盤内貯蔵施設を構築する際に、空洞を真円として、その内周面に前記覆工コンクリート層と前記気密性ライニング層とを設けた多重円筒モデルを想定する。施設の設置深度,地山条件などの設置地点情報と、前記岩盤内貯蔵施設の断面構造,前記ライニング層の材質などの貯槽情報と、前記岩盤内貯蔵施設の貯蔵容量,運転サイクル,払い出し圧力などの運用情報とを設定する。そして、岩盤地山が無限に広がり、かつ、等方等質の線形弾性体であり、覆工コンクリート層とライニング層および岩盤地山とが連続しており、覆工コンクリートが引張応力を負担せず、岩盤地山の初期地圧が等圧であるとの仮定条件の下に、施設の最大内圧を決定し、しかる後に、岩盤地山の疲労安全性の評価を行い、この評価に基づいて貯蔵施設の構造成立性を判断する。
請求項(抜粋):
岩盤地山中に掘削形成された空洞の内面側に覆工コンクリート層を形成し、前記覆工コンクリート層の内面側に気密性ライニング層を形成した高圧ガスの岩盤内貯蔵施設を構築する際に、前記空洞を真円として、その内周面に前記覆工コンクリート層と前記気密性ライニング層とを設けた多重円筒モデルを想定し、前記岩盤内貯蔵施設の設置深度,地山条件などの設置地点情報と、前記岩盤内貯蔵施設の断面構造,前記ライニング層の材質などの貯槽情報と、前記岩盤内貯蔵施設の貯蔵容量,運転サイクル,払い出し圧力などの運用情報とを設定し、前記岩盤地山が無限に広がり、かつ、等方等質の線形弾性体であり、前記覆工コンクリート層と前記ライニング層および前記岩盤地山とが連続しており、前記覆工コンクリートが引張応力を負担せず、前記岩盤地山の初期地圧が等圧であるとの仮定条件の下に、前記岩盤内貯蔵施設の最大内圧を決定し、しかる後に、前記岩盤地山の疲労安全性の評価を行い、この評価に基づいて前記岩盤内貯蔵施設の構造成立性を判断することを特徴とする岩盤内貯蔵施設の簡易実現性検討方法。
IPC (3件):
E02D 29/045 ,  E21D 13/00 ,  G01L 1/00
FI (2件):
G01L 1/00 M ,  E02D 29/04 A
Fターム (1件):
2D047AB02
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る