特許
J-GLOBAL ID:200903034866053194

単リール型の磁気テープカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-054390
公開番号(公開出願番号):特開平11-232827
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 テープの繰り出し端にピン状のテープ引出具が連結してある単リール型の磁気テープカートリッジにおいて、待機状態のテープ引出具を常に正確に位置決め保持できるようにして、テープの引き出し操作を確実化する。【解決手段】 ケース本体1の隅部にテープ引出口4を開口する。テープ引出口4の内方の上下に、一対の軸受部15を設け、両軸受部15でテープ引出具7の上下端の係合軸部11を係合捕捉して位置決めする。軸受部15には、係合軸部11を受け入れる凹部20を、テープ引出口4の側へ向かって開口するように設ける。この凹部20の両側に、係合軸部11の抜け外れを防ぐ係合腕19を設ける。係合腕19は片持ち支持されて横方向へ弾性変形でき、これにより係合軸部11の凹部20への出入りを許す。
請求項(抜粋):
箱状のケース本体1の内部に、テープ3を巻装した1個のリール2が配置されており、テープ3の繰り出し端にピン状のテープ引出具7が連結してあり、ケース本体1の周側壁に、テープ引出具7を引出し操作するテープ引出口4が開口してある磁気テープカートリッジであって、テープ引出口4に臨むケース本体1の上壁内面と底壁内面とに、テープ引出具7の上下両端に設けた係合軸部11を係合捕捉する軸受部15がそれぞれ一体に設けられており、軸受部15には、テープ引出口4の側へ向かって開口されて、係合軸部11を受け入れる凹部20が形成されており、凹部20の少なくとも一側に、係合軸部11を抜け外れ不能に保持する係合腕19が、横方向へ弾性変形可能に設けてある単リール型の磁気テープカートリッジ。

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