特許
J-GLOBAL ID:200903034873898698

緊急走行用途のポジシヨンへの変速ギアボツクスの自動セレク タ装置操作のための構成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 慶之輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-261027
公開番号(公開出願番号):特開平8-254265
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 一般型の緊急走行用ポジションヘセレクタ装置を操作するための構成の場合に、緊急走行用途の前進ギアを選択する際の危険な運転状態の発生を避ける。【解決手段】 電子制御ユニットが故障した場合に、車両の変速ギアボックス26の自動セレクタ装置を緊急走行用ポジションへ駆動するための構成であって、車両が停止した後に、手動でレンジセレクタバルブをPポジションに移動させ、またDポジションに移動して戻すことによって、特定の前進ギアが選択される。
請求項(抜粋):
電子制御ユニットの故障の場合に、緊急走行用途の前進ギア用のポジションへ車両の変速ギアボックスの自動セレクタ装置を操作するための構成であって、前記前進ギアは、圧力媒体によって駆動される1つのセレクタアクチュエータをそれぞれ用いた少なくとも2つの摩擦セレクタ接続(クラッチまたはブレーキ)の係合によって選択され、前記セレクタアクチュエータに2ポジション方向セレクタバルブによって、車両の駆動エンジンにより駆動される圧力ポンプにより発生されまた主圧力制御バルブにより調整されるかまたはそのような調整された圧力から得られるシステム圧力を加えることが可能であり、また前記構成において、前記セレクタバルブは、ばねリセット手段と共同して、制御ユニットの制御下にある関連の電磁式作動制御3/2方向バルブによってそれぞれ切換え可能であり、またレンジセレクタバルブは制御ユニットのすべての前進ギアを含む選択プログラム用のポジションD内に手動で移動可能であり、トルクが伝達されない変速ギアボックス状態用のポジションNに移動可能であり、またトルクが伝達されないギアボックス状態における確動駐車ブレーキの係合用のポジションDに移動可能であり、またシステム圧力をかけることが可能なバルブ入口と、前記セレクタアクチュエータに間接的に圧力を加えるためのバルブ出口と、制御圧力接続と、その2つのポジションの1つについて自己保持機能とを備える緊急走行制御バルブに従属するシステム圧力を、緊急走行用途の前進ギア選択用セレクタアクチュエータの少なくとも1つに加えることが可能であり、また前記緊急走行制御バルブは、バルブ入口とバルブ出口が互いに接続された緊急走行ポジションと、バルブ入口と出口が互いに遮断される遮断ポジションとの間のばねリセット手段と共同して、システム圧力から導入される制御圧力によって切換え可能であり、これに対して前記レンジセレクタバルブは、システム圧力をかけることが可能なバルブ入口と、緊急走行用途の前進ギアの少なくとも1つのセレクタアクチュエータに接続されまたDポジションにおいてバルブ入口にも接続されたバルブ出口とを有し、また前記構成において、前記セレクタバルブ、前記電磁式作動制御バルブおよび緊急走行制御バルブが電流と圧力を受けない状態のそれぞれの基本設定、および前記レンジセレクタバルブと緊急走行用途の前進ギアのセレクタアクチュエータとのそれらの関連が、エンジンは回転しているが電流が制御バルブに供給されずまたギアボックスにトルクが伝達されない車両停止状態にあるとき、緊急走行制御バルブがその緊急走行ポジションにあるように設定され、この場合緊急走行制御バルブが緊急走行ポジションにあるときのレンジセレクタバルブのDポジションへの移動によって、セレクタ装置は緊急走行用ポジションへ設定され、この緊急走行ポジションにおいてはすべての関連セレクタアクチュエータにシステム圧力が加えられるような構成において、システム圧力(pA)下に置かれることが可能なレンジセレクタバルブ(25)のバルブ入口(30)が、セレクタアクチュエータ(10)に間接的に圧力を加えるための緊急走行制御バルブ(SS-H-K3/B2)のバルブ入口28に接続され、レンジセレクタバルブ(25)が緊急走行制御バルブ(SS-H-K3/B2)の制御圧力接続(29)に接続されたバルブ接続(32)と、このバルブ出口(32)に対応する2つのバルブ接続(33と34)とを有し、前記バルブ接続(33と34)の一方は圧力除去ゼロ接続(33)として使用され、他方は恒常的にシステム圧力(pSD)下に置くことが可能であり、緊急走行制御バルブ(SS-H-K3/B2)の制御圧力接続(29)に接続されたレンジセレクタバルブ(25)のバルブ接続(32)は、Pポジションにおいてのみ、対応する一方のバルブ接続(34)に接続され、前記バルブ接続は、その圧力レベルに基づき緊急走行制御バルブ(SS-H-K3/B2)の緊急走行ポジションへの切換えを作動させ、またレンジセレクタバルブ(25)の他のポジション内の対応する他方のバルブ接続(33)に接続され、緊急走行制御バルブ(SS-H-K3/B2)の自己保持機能は緊急走行ポジション用に使用され、また自己保持機能維持用の制御圧力は、セレクタアクチュエータ(10)に間接的に圧力を加えるための緊急走行制御バルブ(SS-H-K3/B2)のバルブ出口(28)における圧力レベルから導入されることを特徴とする構成。
IPC (3件):
F16H 61/12 ,  F16H 59:10 ,  F16H 63:12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-049066

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